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展示会

2017年AWの展示会は折り返し地点を過ぎ、終盤を迎えました。先日は出張を二日に分け、合計13件のアポイントを廻ってきたところ。服の展示会は、ひとブランドにつき年3、4回。それぞれの店頭に商品が並ぶ、約半年前に開催されます。お店の中にも競合するブランドはあり、タイミング良くそのブランド同士が同じ日程で展示会を開くことがごく稀にあります。ちなみに、数あるブランドがどのタイミングで展示会をするかは、2週間ほど前でないと分かりません。そのため各ブランドで商品がバッティングしないよう、買い付ける方は気を配ることとなります。

「ヨーイ・ドン!」で一斉に展示会があっても見切れないし、「あー、こっちのアイテムを発注すれば良かった!」なんてことも、たまにあります。何を仕入れても、皆さんに愉しんで頂くのが店の大前提なのですが。出張初日、8件目となる最後の展示会で伺ったのは青山。店に働き始めの頃、憧れだった店のオリジナルを作っていたり、企業デザイナーとして作っていた商品の説明をご本人と知らずに聞いていたことでご縁のある「COMOLI」の展示会。

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何かと親近感の湧くデザイナー小森さん。服を見る前に、聞きたい事を尋ねました。

-田中 以下T) 今年の春は、自分の目につくものが黒とネイビーを混ぜたのが多い気がします。服作りをするときに、「次はこの色だ。」と何を参考にしますか?

-小森さん 以下C)んー、去年への反発や自分がこれまで見て来たものの流れから感じて作ることは多いかも。簡単に言うと今季では、捨てきれないネイビーと黒っていうとこかな。ほら、田中さん同い歳だから見て来たものの大枠が近いでしょ。ひょっとしたら、歳の近い人はより親近感を覚えるかもしれませんね。

-T)普段、お店に立ってお客さんと話したり、雑誌をめくって必ず話題になるCOMOLIの服。あんまりちやほやされ過ぎて、苦しくなってきたりしません?

-C)うーん、まぁ。でも自分は純粋に物を作ることだけしか出来ないから。宮下さん(The soloist.)や盾さん(UNDERCOVER)みたいに、けっして音楽や文化に対して造詣が深いわけでもないし、ああいったもの作りは出来ないですよ。いま流行りだと言われたりもしますけれど、自分で着たいというその気持ちをどこまで持てるか、それに尽きると思うんです。ニューバランスは、何周まわっても履く。ちやほやされた後、そっぽ向かれたときにブレていない。”あなたはこれですよね”っていうものがなくなったら、もはや僕のもの作りではありませんから。

-T)デザイナーになったきっかけって何ですか?

-C)学校出て、セレクトショップで働きたかったんですが、周りで服作りの学校に行くのがいましてね。そこで、僕も行こうと。どの科にしようかなと思っていたら、そいつはデザインに行くと。じゃ、僕も。っていう具合ですよ。結構、自分で言ってもあれですけど、流されてますよね。あと、もの作りをする人で邪魔なものをどんどん周りから排除して、作る環境も変えて山に籠っちゃうような方もいますよね。それ、僕は出来ないんです。こっち(東京)で生まれ育ったから、この環境でないとやっていけない。生地屋さんや部材屋さんなど、皆さんが居るからやっていける。地元である東京のいろんなものにまみれていないと、ものが作れないんです。けれど、興味のないことは全然聞こえない。なんかシャットアウトされちゃう。そしてまた、ほどほどにミーハーなんですよ。だから、みんなが良いと言うと嫌になるみたいなとこもあって。だから、今季は重さのあるコート辞めました。

これで30分。展示会に並ぶ商品を見る前だって、聞きたい事が尽きません。こうして半年前に、スタッフ皆で選ばせてもらった服が、いま店頭を賑わしています。ぜひ、お店で、PICK & BarnSで逢いましょう。気になる方には、来季の画像を一緒に見ながらお話をさせて頂くことも出来ます。尽きない話は、店頭で。皆さまのご来店をお待ちしております。

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Soda Ko 100bags 2017 at BarnS/100 books

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Soda Ko 100bags 2017
3/10(金)⇀13(月)
11:00-19:30 at BarnS
福島市宮下町18-30
※3/11(土)は曽田耕さんが在展します。

「その日は、福島に身をおいておきたい。」
曽田耕さんの『Soda Ko 100bags2017』展が3月10(金)より4日間、BarnSで開催されます。会場はBarnS1階、曽田さんのたずさえた100個のバッグたちで埋め尽くされます。3/11(土)は曽田耕さんも在展し、作り手ご本人とお話が出来る貴重な機会です。皆さまのご来店をお待ちしております。

曽田耕ホームページはこちら。
http://www.sodako.com/

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『100Books』

小島雄次がセレクトした本 100冊の販売。 絵本や写真集、雑誌、漫画、小説などなど。 比較的、絵本が多めになるかと思います。 全て古本で、全て販売します。 いろいろ楽しい本を用意しますので、是非、お越しくださいませ!

◎日時
3月10日(金)〜13日(月)
11時〜19時30分

◎場所
BarnS 2階
(福島市宮下町18-30)

◉◉◉◉◉◉
この企画は、同日時にBarnSで開催される、 曽田耕サンの『100bags』 に合わせて企画させていただきました。
ステキなバックや財布などがズラリと並びますので、こちらこそ是非!

小島雄次

皆さまのご来店を、スタッフ一同お待ちしております。
PICK-UP & BarnS

 

 

DANTON – HOODED COAT/ 森岡書店

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DANTON
HOODED COAT

brand from France
made in Japan
material : Cotton 100%
color : Beige
price : 19800yen + tax

本日ご紹介するのは、フランス生まれのワークウェア『DANTON(ダントン)』から、HOODED COATを。クラシックな大ぶりのボタンにチンストラップ、春を愉しむコートが入荷しました。まず、ご紹介するのはフード付きのタイプ。カラーバリエーションは2色。こちらのベージュとネイビーをご用意しました。
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DANTON
ステンカラーコート

brand from France
made in Japan
material : Cotton 100%
color : Navy
size : 40 , 42 Thanks Sold Out
price : 18800yen +tax

裏地なしの一枚ものだから、中にダウンを着たり、肌寒さ感じる日にはセーターを合わせたりと、便利な一着。春一番が吹いたような、今日の暖かさにはまさにピッタリなフーデッドコート & ステンカラー。ぜひ、店頭にて、軽さある春の一枚をご覧ください。皆さまのご来店をお待ちしております。

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通信販売も承ります。
詳しくはお電話か、メールにてご連絡ください。

PICK-UP : 024-531-6355
mail : pick82@opal.dti.ne.jp

BarnSでは、エフスタイル展が絶賛開催中です。普段の取り揃えより数多くご覧頂ける、貴重な機会です。PICK-UPとあわせて、どうぞ足をお運びください。

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先日の東京出張で、帰るぎりぎり足伸ばしたのは『一週間、一冊の本だけを売る本屋』森岡書店。普段の展示会巡りでは、なかなか訪れない銀座。立ち寄ったのは、店のコンセプトが一見突飛でありながら、自分にとってしっくりといき、なおかつ扱う本が手にしたいものばかりだったから。沖潤子の『PUNK』しかり、展開催中の作家しかり。展開催の一週間は、その本にまつわるものが併せて展示されます。それは、写真のオリジナルプリントだったり、器だったり。私が訪れたとき現れたのは、本が校正される1ページに8枚の写真が展開されたもの。それが、天井から吊るされています。

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以前、フジカワアトリエにお邪魔したとき、出してもらったぐい飲み。たいそう深いが、柔らかい色合いの手と口先にしっくりとくるぐい飲み。藤川さんにどなたのものか尋ねると、秋田の「まど枠」で買い求めた『鹿児島睦(かごしままこと)』さんのだと教えて頂きます。ほうぼう探しましたが終ぞ、その器にたどり着くことは出来ませんでした。加えて、初期Needlesのコレクションと合わせて制作されたLOOK BOOKの舞台は、神保町「一誠堂書店」。森岡さんが8年間働いた場所だそう。繋がりが重なり、森岡書店で展が開催されると聞き、道理で足がそこに向かうわけです。「Makoto Kagoshima Ceramics / Chariots on Fire 」そのページを開くのは、これから。

森岡書店、気になる方はぜひに。
http://dotplace.jp/archives/18720

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Engineered Garments / Aviator JK-Flight Sateen

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Engineered Garments
Aviator JK

made in U.S.A
material : Flight Sateen/Nylon 100%
color : Navy
size : S Thanks sold out
price : 45000yen + tax

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吹きすさぶ風の強さは相変わらず2月のそれですが、店頭にはぞくぞくと新作のアイテムが揃ってきています。時折射す日差しに、春が待ち遠しくなるばかりです。本日ご紹介するのは、Engineered GarmentsよりAviator JKを。

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L-2BやMA-1を彷彿とさせるEngineered Garmentsが手掛けるフライトジャケット。アームホールと中綿なしのすっきりとしたシルエットは、細身のパンツにもボリュームある軍パンにも相性は◎

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今回、or slowのDouble Knee PTと組み合わせましたが、すっきりとしたトラウザーズもありでしょう。足元は軽く、キャンバススニーカーがもってこい。着こなしの幅を広げるAviator JK、ぜひ店頭にてご覧ください。皆さまのご来店をお待ちしております。

通信販売も承ります。
詳しくはお電話か、メールにてご連絡ください。

PICK-UP : 024-531-6355
mail : pick82@opal.dti.ne.jp

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写真は、Engineered Garments展示会二日目のようす。東京出張・展示会へはPICKチーム3人で伺います。翌日の私は居残り、引き続き展示会を廻ることに。EGで先シーズン大好評だったCotton Double Clothに、新色が加わりました。展示会前に取扱い店へ届く、シーズンイメージと着こなしをまとめたLOOK BOOK。その中に、『〇〇 for EG』と銘打った別注のブーツが数多くありました。Tricker’sやDr.Martins以外にも、Danner、Hersey、TimberlandにTrippenとあらたなラインナップが増えています。残念ながら、このシリーズのほとんどがアメリカのみでの販売だとか。別注へと至るその経緯を、鈴木さんに聞いてみます。

-革靴でやるべきものが少ないから、別注したのですか?-
『いや、そうでもなくてね。うちからお願いしたものって、ほとんどないかなぁ。昔の取引先とか、オーナーとの兼ね合いで声を掛けてもらい、やることが多いね。ブーツはもちろんだし、スメドレーもそう。LOOK BOOKには載せたけれど、品物は間に合いそうになくて。スメドレー?うん、年に数回は着るかな。今日のは違うけど。Cotton Double Clothもそうだけど、あんまり急いだりはしない。まぁ、気長にやるよ。』

-LOOK BOOKには、久しぶりにARIK ROPERが出てましたよね。ほかのモデルは、どんな方なんですか?-
『そう、ARIK ! 久しぶりだったけれど、良い歳重ねてたでしょ。あとの二人は帽子屋だね。うち一人はARIK同様にアーティスト兼ミュージシャン。やっぱり、店での繋がりで知り合った人達。自分の人生で、いまも付き合いある友人のほとんどが店で出逢った人間。やはり、店は自分にとってかけがえのないものだね。』
-いまも、鈴木さん自身お店に立つこともあるのですか?-
『いや、俺いたら面倒くさいでしょ。オヤジが店に立ってたら、邪魔だからね。(笑)』と、気さくにお話くださいます。

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展示会を後にし、Yさんに挨拶がてらネペンテス東京へと向かいます。Yさんとは、朝一番EGの展示会場でご一緒させて頂きました。『またー、今日も件数多いんじゃないの!田中君。高橋さん、律儀だから取引先全部廻ってるでしょ!よろしく言っといてね。』と笑顔でお声かけくださいます。20年以上、うちの担当としていろいろ相談に乗って下さったYさん。『80年代に流行った生地でね、このフランネルの感じ、やらなきゃ駄目でしょ。』『あの乾いたかんじのコーデュロイ、もうアメリカで作ってくれるとこなくてね。そうそう、ドクターマーチンはやったの?え、やってない、駄目じゃないか!』と終始笑顔で、私たちを叱咤激励くださいます。

-Cotton Double Clothは、どっちの色でしょうかね?-
『そうだねぇ、黒はNYCっぽいけれど、鉄板はネイビーかな。黒はうまくテカリを活かしたいよね。そうだ、店に寄るとは良い心掛けだ。お店用にお土産でこれ、持ってきな。』いつも温かく迎えてくれるYさん。お客さんとお店用に頂いたこのPOPは、もうすぐに品切れ。店用に一枚ありますから、今季春夏の雰囲気を愉しみたい方はぜひご覧ください。

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『助けたい、包みたい』がモットーの按田餃子でお昼を。友人の勧めもあって、ラゲーライス&水餃子を頂きます。

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そして、夕方からフリーの時間にさせてもらいます。行きたかった場所のひとつ『西洋民芸の店グランピエ』へ。見せて貰ったのは、ペルシャ地方の絨毯ギャベ。遊牧民であるカシュガイ族のものは、100年程経つ一枚。自分たちで飼う羊の毛を刈り、自分たちのためだけに織った作為のないギャベ。その紋様は結界を意味するものなど、さまざまあるそうです。移動の多い暮らしでは、女ひとりで畳める大きさが基本。時折見かける座布団サイズのものは、傷んだり破れたギャベをリサイズしたものなんだそう。家で代々継ぐギャベ、値段もある程度張るものでしたが、いつか手にしたいと思います。そして、その説明をしてくださるバイヤーの熱意が素晴らしかった。展示会を廻る出張の際、メーカーやデザイナーに『いま行くべき東京のお店』をよく尋ねます。もちろん、足を運んでみないと分からないことは多いのですが、やはり参考になるのは個店。作り手と使い手を繋ぐ『伝え手』のいるお店こそ、私たちが魅力感じる場所なのだと、あらためて実感しました。

すべてのはじまりがお店であること、PICK & BarnSもそうであるように!皆さまのご来店をお待ちしております。

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F/style展 at BarnS

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F/style展 at BarnS
2/11(土・祝)-2/19(日)
11:00-19:30
※2/11(土・祝)は、エフスタイルのお二人が在店します。

さきほど新潟より、エフスタイルのお二人が福島に到着しました。初お披露目となる品物も、今回はご用意してくださるそうです。そして、明日2/11(土・祝)は、お二人が店頭に立ってくださる貴重な機会です。ぜひ、エフスタイルに逢いにお店にいらしてください。BarnSにてお待ちしております。

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-エフスタイルとは-

「製造以外で商品が流通するまでに必要なことはすべてやってみること」をモットーに、デザイン提案から販路の開拓まで一貫して請け負うエフスタイルのお二人、五十嵐恵美さんと星野若菜さん。地場産業と伝統技術を活かし作り出されるエフスタイルの商品は、いつの時代でも自然と受け入れられるような定番品となっています。普段取り扱いのないものも多数ございます。多くのご来店をお待ちしております。

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Continues COFFEE
2/11(土・祝)
11:00-18:00
at BarnS 2階

『コーヒーを好きで居続けたい。』そんなシンプルな想いで淹れる一杯の珈琲。この日は、Continues COFFEE店主が厳選した深煎りと浅煎り、2種の豆をご用意して皆さまをお迎えします。おだやかな光溢れるBarnS 2階で、ほっと一息。エフスタイル展の合間に、皆さまのご来店をお待ちしております。※Continues COFFEEのオープンは、2/11(土・祝)1日のみの営業となります。どうぞ、ぜひ足をお運びください。

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Engineered Garments – Field Cap/スムスムのゼリージュウタン展

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Engineered Garments
Field Cap

made in U.S.A
material : Cotton 100%
color : Paisley Twill , Cone Chambray Thanks sold out
size : L 60cm
price : 13000yen + tax

本日ご紹介するのは、Engineered Garmentsより届いたField Capを。ベースボールキャップとも異なる、3枚はぎのつくり。鹿撃ちや野鳥観察などアウトドアフィールドで活躍するキャップを、Engineered Garmnetsが手掛けるとまた味わい深く仕上がります。

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color : Reversed Sateen/Navy Thanks sold out
size : L 60cm
price : 13000yen + tax

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シャツやジャケットと同じ生地で展開するField Cap、敢えて同系色で着こなしをまとめてみるのもありでしょう。ぜひ、店頭にてお試しください。皆さまのご来店をお待ちしております。

通信販売も承ります。
詳しくは、お電話かmailにてご連絡ください。

PICK-UP : 024-531-6355
mail : pick82@opal.dti.ne.jp

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-出張報告2-
吉祥寺から福島へ移転、9月30日にオープンした食堂ヒトト。スタッフの皆さんがオープン前に合宿をし、集大成として「1day cafe」を開いたのが、ここカタネベーカリーでした。ヒトトオープニングパーティーの際、少しだけお話した片根ご夫妻。ヒトト誕生に欠かせぬ合宿の場となった代々木上原へ、お二人へ逢いに足を運びます。パンは次々と焼き上がり、お客さんもひっきりなしに来店される朝の9時。隣に居を構える雑貨店「アコテ」も覗きます。住宅街の一角、日差し溢れる場所で地域に愛される存在なのは間違いなく、焼き上がるパンそのすべてを買いたい衝動を抑え、お土産のパンを選び店を後にします。展示会に寄るたびバッグの中から香る焼きたての匂い、堪らなかったな。

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この日、すべての出張アポイントを終え、最後に向かったのは原宿「水金地火木土天冥界」で開催されたゼリージュウタン展。パリとマラケシュに住む女性デザイナーが手掛けるクリエイションユニット「スムスム」。スムスムは、ひらけ、ごま!のごまのことを指す言葉だそう。そのうち一人は、20年ほど前PICK-UPのスタッフでした。その彼女から、PICKオーナー宛てにメールがありました。『長きに渡ってモロッコにて大切に企画・開発をし温めてきました、手紡ぎ・手織り・100%天然染料と羊毛を用いた絨毯「ゼリージュウタン」を、ようやくお披露目できる日が参りましたので、お知らせさせていただきます。』と。オーナーの代わりとはなりませんが、彼女からの嬉しいメール、出張最後の時間展に足を伸ばしました。

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仕事に入ったばかりで上手くいかず悩んでいた私に、「栄、自転車でその辺ぐるっと廻っといで!スッキリするから。」と、愉しく仕事をすることを教えてくれたのが彼女でした。6年前の震災のとき、見知らぬ会社から段ボールに沢山のバブーシュ(履物)が届きました。「え、これ誰か頼んだ?記憶にないよ。」オーナーと顔を見合わせ、発送会社に問い合わせてみると、発送人はフランスにいる彼女でした。「とても困難な状況だと思うけれど、少しばかりバブーシュを送ります。避難されてる方にお渡しされても、お店で販売頂きそれをご寄付頂いても良いですから。どうかお役立てください!」と。

彼女たちが手掛けるゼリージュウタン、いつか手に入れることが出来たらなと思います。その日連れ帰ったのは、バブーシュ。長年履く室内履きが壊れていたので、嬉しい出逢いの一足。ぜひ、お時間ある方、京都で行われる「スムスムのゼリージュウタン展」に足をお運びください。凛とたたずむスムスムのお二人に、逢えるはずです。

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-スムスムのゼリージュウタン-
洗う、梳く、紡ぐ、織る。少なくとも4人の女性たちの手を経て作り出される、モロッコのモザイクタイル「ゼリージュ」のイメージと和の建築様式を混じり合わせたじゅうたん。女性たちが手仕事にかけた時間のみが表現できる世界観。柔らかに漂う個性と安らぎ。かかった時間の分だけ彼女たちの幸せが詰まっています。色と文様が織りなす世界へ。その贅沢で柔らかな肌触りを体験しに、是非ともお越しくださいませ。私たちスムスムの二人組が、西と東へとたゆたいながら在廊いたします。

◇ 201724()217() ◇
Wanderers Studio (Wanderers Stand 2F)
600-8321
京都府京都市下京区八百屋町58 イチハタビル2F
TEL: 075-353-5958
OPEN: 平日12:00から19:00/土日祝11:00から19:00
スムスム@Paris在廊日: 全日程終日
スムスム@Kech在廊日: 2/4(5(日)

St.James – OUESSANT

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St.James
OUESSANT

made in France
material : Cotton 100%
color : Neige(White) , Noir(Black)
size : T4 , T5
price : 10000yen + tax

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本日ご紹介するのは、お店の顔。20年以上PICK-UPの看板商品となる、フランスのカットソーSt.Jamesを。フランス海軍制服に採用された、ピカソが着ていた等さまざまな逸話を持つのは、創業120年を超えるブランドならではのこと。

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Engineered Garmentsの品番に出てくる場合、Horizontal Stripeと表記されることから、ボーダーはどうやら横縞を指す言葉ではないみたい。映画でも見られるように、囚人服や海軍であれば下っ端水兵が着ていた服で、ボーダーラインという言葉通り、普通の人とそれ以外を区別するための意匠(デザイン)なのだそう。定番OUESSANTは島名に由来し、イギリスとフランスの間ガンジー諸島からはるか南西に位置しています。グーグルマップでPIRIAC島との位置関係を比べてみるのも面白いですね。

ボーダーの起源はそのくらいにして、皆さん「大人になって、はじめて買ったボーダーがSt.James」という方も多いのではないでしょうか。私も、高校生の頃バイトして購入したのはNeige/Gitaneカラー。当時PICKで働いていたスタッフ太田さんが、ドゥニーム66モデルにnew balance576レザーの赤と合わせていたのを見て、それに憧れ購入しました。あぁ、もう20数年も昔のことだなんて!

St.Jamesは、「生地が良い。」それに付きます。生地は糸へと還ります。初めの数回は洗濯での縮みがありますが、2~3cm縮んだ後では糊も取れて体に馴染み、長く付き合える一枚となります。3~4年着回せるだなんて序の口で、頻度は減れど10年以上愛用する方もいらっしゃるほど。インポート素材の糸は、文字通りその土地から生まれるものですから、長くフランス生産を守ってほしいブランドです。

無地のほかにも、ボーダーも揃いました。ぜひ、店頭で春を感じるSt.Jamesをお愉しみください。皆さまのご来店をお待ちしております。

通信販売も承ります。
詳しくは、お電話かmailにてご連絡ください。

PICK-UP : 024-531-6355
mail : pick82@opal.dti.ne.jp

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「いやー、どうもどうも。」明るくにこやかな笑顔で、扉を開ける男性。もうかれこれ20年程お店に通ってくださるお客様。私が店で働きだした頃、格好良いけど手が届かず、ご購入されるお客様を羨望の眼差しで見ていた一着がありました。そう、Moncler のプルオーバーリバーシブルジャケット。「あ、これ覚えてます?田中さん、前にblogで書いてたでしょ。」あーっ、言われてようやく気付きます。

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私のイメージに強く残っていたのは、ナイロン側の方でした(笑)ひっくり返して、着直して頂きます。覚えてます、覚えています。このしなやかで高級感あるナイロンの質感、フラップ付きのポケット。

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そして、品のある緩めのカフ!いやぁ、懐かしい一枚です。お客様曰く、「ナイロン地が裏に来る方が滑りが良くて、着易いんです。フリースの素朴なかんじも良いでしょ。」はい、めちゃくちゃ良いです、忘れてました。あらためて見ると、フリース側のポケットは、両サイドジッパー付きのカンガルーポケット。しかも、ririジップ。もはや、忘れてました。こうして15~6年振りに愛用されるジャケットを見ることが出来るだなんて、本当に嬉しい瞬間。しかも、大切に着ていらっしゃるから、ほぼノーダメージって、素晴らしい。本日ご紹介したSt.Jamesにちなむフランスつながりで起きた、嬉しいご来店でした。

本当、服屋冥利に尽きることばかりですね、日日感謝です。

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F/style展 at BarnS

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現在発売中の雑誌『& Premium3 – 部屋と心と体を、整える。』の特集に、エフスタイルのお二人が掲載されています。あわただしかった年の暮れ、正月明けの暮らしを整えるにはもってこいの清々しい内容。私も自宅で、エフスタイルが手掛ける月山段通のマットを愛用しています。麻とウールの踏み心地が、まさに「おかえり」と出迎えてくれるようで、贈り物に、自分で使うに良しの一枚です。暮らしの中で使うものだから、妥協は少なく。「これだと思うものが見つかるまで、買わない。それまでのものを大事に使う。」って、確かビヨークも言ってた気がします。『& Premium3』ぜひ、書店でご覧ください。

そして、本日皆さまにお知らせがあります。F/style展 を2/11(土・祝)から2/19(日)までBarnSにて一週間開催します。初日の2/11(土・祝)は、新潟よりエフスタイルのお二人・五十嵐恵美さんと星野若菜さんが在店されます。作り手・伝え手・問屋業もこなすお二人からお話を聞ける貴重な機会です。多くの皆様のご来店をエフスタイルと一緒に、BarnSにてお待ちしております。

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F/style展 at BarnS
2017 2/11(土・祝)-2/19(日)
11:00-19:30
※2/11(土・祝)はエフスタイルのお二人が在店します。

「製造以外で商品が流通するまでに必要なことはすべてやってみること」をモットーに、デザイン提案から販路の開拓まで一貫して請け負うエフスタイルのお二人、五十嵐恵美さんと星野若菜さん。地場産業と伝統技術を活かし作り出されるエフスタイルの商品は、いつの時代でも自然と受け入れられるような定番品となっています。普段BarnSではお取り扱いのないものも今回は新潟からお持ち頂き、BarnS店頭にてご覧頂けるまたとない機会です。皆さまの多くのご来店をお待ちしております。

何かご不明な点がございましたら、お電話かmailにてお気軽にご連絡ください。
会期中の2/14(火)は定休とさせて頂きます。

BarnS
福島市宮下町18-30
Tel 024-533-6553
駐車場 5台あり

NEPENTHES in print#6 / 新潟旅行記

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for ME,MYSELF AND I

「自分のために、自分が好きなことを。

長年続けているライフワークや、ふとしたきっかけで開けた趣味の世界。
癒し、あるいは刺激を求めて。周りを気にせずマイペースに。
共通しているのは『楽しむ』というアティチュード。
好きなことを仕事に選んだ人たちが語る、仕事以外の好きなこと。」

NEPENTHES
in print#6
500yen + tax Thanks sold out

FEATURING : 滝藤賢一、清水慶三、鈴木大器、邊見馨、鈴木聡、
内藤カツ、 井伊百合子、坂元真澄、高井里江、青柳徳郎、VELVET

正月休み明けのPICK-UPに届いた『NEPENTHES in print#6』 、ぜひ店頭にてお買い求めください。PICK-UP & BarnSともに、絶賛営業中です。皆さまのご来店をお待ちしております。

PICK-UP : 024-531-6355
mail : pick82@opal.dti.ne.jp

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連休を頂いた中日、新潟へと足を伸ばす。新幹線に乗り、見慣れたバスのりばへ直行。のんびり東北巡りを思案したが、行き先の半分が休業日。やってない。旅の2日前、近所の北京料理店女将となんとなく休みの予定を話せば、『あら、〇〇と△△?いつでも行けるじゃない、面白くもない。いっそ、コジマくんの所でも行ったら良いのに。』との挑発。ちょっと癪にも触ったので、行こうじゃないか長岡。

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さぁ、いざ!のその前に、しばし腹ごしらえ。新潟の友人亀さんに教えて貰ったまま、行けず仕舞いだった文京町「とんかつ太郎分店」にタクシーを飛ばす。眼の前に現れた店構えは、とても立派と呼べる代物ではない。恐る恐る扉を押し開き見えたのは、塵ひとつなく磨き上げられた厨房に、幾多のお客を迎えた年季あるテーブル。座るのは、やっぱり厨房前のカウンター席だ。
「中カツ丼をひとつ、あと味噌汁を。」
きっと親子なのだろう、阿吽の呼吸で丼によそうご飯に、目の前で揚げたカツが4枚。蓋が閉じられる、箸を取る。

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つくづく良い。余計なことなく潔い、手を尽くした料理。さくさくとした歯触りの一枚、ご飯のしっとりが移り込んだ一枚、たれの染みた一枚、頬張るのが惜しい最後の一枚。口に入れるほどに、嬉しくなるかつ丼だ。友人に紹介され福島から来た旨伝えると、「喜んでもらえて、何よりです。」と、ほんの少し話をする。近所にこの店がある友人が、とても羨ましくなった。『ただただ直向きに、自分の仕事をする。』きっと、友人はこのことを私に伝えたかったのだろう。とんかつ太郎分店、ご馳走さま。

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次に向かうはランプリール。エフスタイルおすすめの洋菓子店だ。火曜定休のためこれまで伺えなかったが、今回は行ける。「PICK-UP since 1982 展(F/style)」、「山内工房染めもの展(F/style)」、「福島発、⇀黒磯行き(1988 CAFE SHOZO)」、「FOLKLORE(F/style)」と4回も偶然にお逢いした方だったので、常々行きたいなと思っていた。

Google mapによれば、信濃川沿いを歩いて1時間ほどの距離。気掛かりなのは、携帯電話のバッテリー。替えもなく、あと残り10%とは非情。時折吹雪となり、買ったばかりの傘が2度もめくれて、ああ無常。しかし、壊れない。新潟で売っている傘は強い。バッテリーがあと1%となったところで、ランプリールが見えた。

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不在だったオーナーさんに奥様が連絡してくださり、ようやくお話することが出来た。ショーケースに並べられたケーキやタルト、チョコレートは目に美しく、どれも全て食べてみたくなる。さすがにそれは無理かと、頼んだのはモンブラン。窓辺に見えるくぐもった鉛色の空も、新潟らしい旅の風情だ。厚かましくも、携帯電話のバッテリー充電をさせて頂く。さらに甘えて、バスのりばまで送って頂いた。身分証にしかならないペーパードライバーの私に、皆さんとっても優しい。本当にありがたい。

長岡へは高速バスで。出発まであと5分というところで、上手く乗り合わせることが出来た。これも、オーナーさんが車で送ってくださったお陰。降りしきる雪の中、バスは越後平野をひた走る。

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長岡市摂田屋。コジマくんのお世話になる長谷川酒造がある地区。-歴史の町 摂田屋-長岡の市街地は、太平洋戦争でそのほとんどを焼失したが、摂田屋は危うく難を逃れた。おかげで、醸造関係を中心に明治・大正の建物が残り、どこかしら懐かしさの感じられる景観がある。古くから街道や信濃川の川湊として開けていたと伝えられており、摂田屋という地名は中世の武士や僧侶の簡易宿泊所「接待屋」に由来するという。(NPO法人醸造の町摂田屋町おこしの会 パンフレットより抜粋)

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コジマくんと合流し、途中立ち寄ったのは『旭屋』。頼んだそばで好みのジャムを塗ってくれる老舗パン店だ。140円、デキシーピーナッツを挟んだコッペパンを奢ってくれた。いよいよである、彼の働く長谷川酒造へ到着だ。地元福島を離れ、長岡に来て4か月。その間にあったことを、じっくりと彼らが作った酒を飲み語らう。彼の戻りは来月の半ば、福島に帰って何かコトを興そうとしている。また暮らす町が楽しくなる。彼に北京料理店大ジャングイの土産を手渡し、これでひとつ任務完了だ。明日行く予定のお店にも、一報しておく。

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翌日、朝早く長岡宮内駅を離れた。もうひとつ旅の目的地である越前浜へ向かうため、信越本線で一路新潟へ戻る。この朝は寒波襲来ということもあり、電車は15分遅れ。空からは米粒大の雹がけたたましく傘を打つ。いくら調べても、越前浜へのバス時刻が読めない。去年の秋までテスト運行していた路線が終了していた。「越前浜?探しますね。」新潟駅前の案内所に駆け込み、スタッフの方2人がかりでアクセス方法を調べて頂く。15分ほど、あちらこちらに電話をかけまくり、ネットを調べ運行するバスを探して頂いた。
「あったー!巻駅から13時45分発のバスに乗ったら、40分ほどで越前浜に着くのがありますよ。(スタッフの方)」「それで往復すると、目的地には10分しか居れません、さらに福島に帰る高速バスに間に合わせたいんです。(私)」「あー、じゃあ越後曽根からタクシーで行くしかない、今から駅に向かう電車はありますよ!あと3分後に出発のが。もう、行って下さい!タクシー捕まえてね。行きは越後曽根、帰りは巻駅よ!」

正直、前だか後だか地名も混同する「越後曽根」から乗っての、目的地「越前浜」。もうわけがわからない。ええいままよ、越後線に乗り込む。鞄には3本の一升瓶、もう肩取れるかと思うほどのダッシュ。電車を降りてのタクシー、またこの運転手が良かった。「どこ行くの。ん、バス停あるよ。車で25分だけれど、歩いては行けないよ。田舎の道をなめちゃぁいけない。遠いよー、この雪だし。バス?そんな調子よぅ走ってないよ。儲かんないでしょ、乗る人いないんだから。皆、車持ってるしね。新潟?良いところだよ、米は旨いし酒はある。おまけに女も綺麗なんだから、良いトコだらけよ。優しいし一歩引いて器量も良い、だから新潟の男は駄目になる。女が良すぎるからね。根性なしなのよ、男が。お客さん、どう?こっちに越して来たら?」ときた。

越前浜バス停でタクシーを降り、目的地tetotoを探す。タクシーのおじさんは、大丈夫だろうかと不安げに走り去っていく。10分くらい探したが、雪の中当てもなく歩く不審者にしかならず、探索を諦める。ガソリンスタンドの方に聞くも、知らないとのこと。電話しよ、tetoteに。すると、バス停まで店主の増田さんが笑顔で迎えに来て下さった。

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古民家に必要最低限の手だけ入れ、2016年春お店をオープン。増田さんは、BarnSでの藤川孝之「なつのひらすみ」展でお逢いし、その後何度か新潟や福島でお逢いするご縁もある、静かな芯を持つ素敵な女性だ。伺った日が、年明けではじめて店をオープンする日だったそう。床は少し、底冷えしていた。いまは加工が厳しくなったFRP素材の靴べらは、造形作家ナカオタカシ。備前焼、細川敬弘のぐい飲み。加藤かずみの一輪挿し。寺村光輔のボウル。はじめからそこにあったかのように、在るべきところに在るディスプレイ群は、より心地よい緊張感と凛とした空気をもたらす。

ずっと探して、なかなか決まらなかった友人たちへのプレゼントを、増田さんと一緒に選んだ。その贈り物へのラッピングが、また素晴らしい。増田さんが手を動かし薄布を使いラッピングする、ぜひ皆さんにご覧頂きたい仕事だ。ちなみにPICK-UPでラッピングの際、ユーカリの葉をくるんと丸めてリース状にすることがあるが、これは彼女のアイディアを拝借したもの。

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滞在時間は一時間半ほど。作り手や、店づくりの話、この土地での暮らしぶりについて尋ねる。お茶とタンポポ珈琲で、みるみる二杯目を頂戴した。どうやら、夏の越前浜は格別に良いそうだ。鳥がさえずり、風がハンモックを揺らす。お近くの方はもちろん、そうでない方もぜひ足を運んで頂きたいtetote越前浜店。場所を記したショップカードは完成間近。わからなければ、店に電話するのが良い。笑顔で迎える店主に逢えるはずだ。

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帰りは古いバス、味のあるシート。40分ほど揺られ、巻駅に到着。そこから電車にて新潟駅へ戻る。一泊二日、今回の旅も終わり。お世話になった駅案内所のお二人に礼をし、また来たい旨伝えその場を後にする。つぎ逢ったら、ハイタッチしよう。最後の締めは、万代シティバスセンターのカレーだ。おっと、バスセンター2階には『みかづき』が提供する新潟ソウルフードの「イタリアン」もあった。

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地元の高校生が、「あの子の鼻はなしだよね?」「いや、ありでしょ。わたし女子のファニーフェイスって愛くるしくて、好きよ。」だのと、話している。向かいのテーブルは、ろう者の女性同士がいかにも楽しそうに手話で語らう姿。お邪魔します、地元に愛されるお店『みかづき』。

イタリアンをたいらげ、1階へ戻る。カレーライス小を食べて帰ろう。あの、黄色いやつ。今日は朝から何も食べず、増田さんに頂いたクリームパンとイタリアンしか腹に入れてないから、もう一食入れても大丈夫!と都合の良い言い訳をつけ、券売機へ向かう。カレーライスのボタンは赤ランプ。売り切れだ。

時刻は17時20分、バス発車の時間だ。震災のあと、旅行は目的地そのものではなく、その町に暮らす人に逢うことに変わった。食事も普段その人たちが食べているものを、そこで味わいたい。旅行者である私にとって、その場所は非日常。しかし、その町に暮らす人にとっては、当たり前にある普段の暮らし。福島に戻れば、私の日常が待っている。普段の暮らしから滲み出す、非日常。それを互いに交換し合うのだ。

そう、コジマくんと落ち合い長岡で一報入れた先は、tetote増田さん。そのとき、彼女はランプリールにいた。すべてが縁なす新潟の町、また行く。

saKae

お知らせ

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初売りにご来店頂きました皆さま、そしてblogをご覧くださる皆さま、いつもご贔屓頂きありがとうございます。写真は、初売りにいらっしゃった20年来のお客様!BarbourのBEDALE JKT。良い具合にオイルも抜けて、味わい深い雰囲気で着こなしております。スタッフ皆が釘付けとなったのは、JKTに付くライナー。スナップ取り付けタイプで、JKT自体の裏地も今はなきゴードンチェック。着るその人に馴染んで、ジッパーがつくる「うねり」でさえ、醸し出す雰囲気のひとつとなっています。このJKTを見て、今季も心躍らせる服との出逢いに期待を膨らませる新年です。

下記の通り、PICK-UP & BarnSは3日間ほどお正月休みを頂戴します。

1/10(火)
1/11(水)
1/12(木)

13(金)より通常営業致します。休み明けには、Engineered Garmentsの新作がご覧頂けます。皆さまのご来店をお待ちしております。本年もどうぞPICK-UP & BarnSを宜しくお願い致します。

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