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PICK-UP SPECIAL WEEK 2015 !!!

PICK-UPではGW期間中、お買物された方にオリジナルステッカーを差し上げます。
以前、吉祥寺ヒトトで開催した「服と雑貨」展でお配りしたところ大変好評でした。

大きさは2種類、カラーは3色あります。お好きなものを選んでくださいね。

皆さまのご来店お待ちしてます。

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きょう、こちら福島市は雨模様。水たまりのそこかしこに、散った花びらが浮かんでいます。満開の桜が花散らすようすは、それはそれで美しいものですね。あたらしい芽吹きだって、はじまっています。きょうは、洋服の組み合わせで重要となる「サイズ遊び」と「小物使い」について、お話します。

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わたしが着用しているのは、Engineered Garments 「Chelsea Jacket」のサイズS。いつもなら、XSサイズを選ぶのですが今季のChelsea Jacketは、ひとサイズうえのものにしてみました。ナポレオンジャケットや、19世紀初期のライディングジャケットのようにも見える、ちょっと変わったデザインの一枚。中にあわせたのは、同じくEGのTシャツで、Lサイズ。ジャケットの下からTシャツの裾がゆらゆらと揺れるような遊びを持たせたかったのです。服のなかで体が泳ぐようなかんじですね。ボタンを留めずに着れば、サイドに裾が流れて動きのあるシルエットが愉しめます。サイズ感で遊ぶのは、COMOLIの影響が大きいでしょうね、私の場合。

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『手に取る服の組み合わせが、いつも同じになってしまう』ことや、『好みの色ばかり、揃えてしまう。』ことが、私にはよくあります。いわゆる、安心感からくるマンネリ。そんなとき、普段の着こなしに新鮮さを加えてくれるのが、スカーフなどの小物使い。ベストを羽織るように、一本首から提げてみる。巻物は、冬だけのもの、寒さをしのぐためだけのものでは、もったいなと思うのです。なかなかジャケットやシャツに派手なものをもってくるのは勇気がいるけれど、スカーフならストライプだって花柄だって、なんでもありでしょう。表に出る分量が少ないから、怖気づくことはないのです。

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Engineered Garments
Long Scarf – Multi Color Stripe

made in U.S.A
material : Cotton 100%
color : Yellow
size : 125cm×45cm
price : 9000yen + tax

いつもの着こなしに、遊びをもたせたいなら「Scarf」はおすすめですよ。挑戦したことのないものへは、なかなか目が馴染まなくて、はじめは照れるのも当然ですよね。ただ、それを乗り越えて目に飛び込んでくる小物や洋服って、存在するのです。それに出逢うのが、お店だと思います。

自分のからだにジャストフィットのものを選ぶ、これは基本中の基本です。でも、洋服のサイズってだいたい3サイズくらいしかないから、そのなかから自分が入るものを選ぶわけですよね、当然。はじめから馴染んでぴったり、というものばかりではないはず。用途をもってデザインされたワークウェアやミリタリーものの袖が太いのを、愉しんで着るやり方だってあるでしょう。

自分のサイズを知ること。ジャストサイズと、敢てのオーバーサイズ。そのどちらも愉しめたら、服を着る自由度もあがりますよね。着こなしに悩んだら、一緒に話合おうではありませんか!お店でお話をしましょう。あたらしい自分に出逢わせてくれる服が、きっとあるはずですから。

皆さまのご来店を、いつもお待ちしております。

saKae

福島PICK-UP「服と雑貨の展示販売会」at 食堂ヒトト その3最終日

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3回に分けてお話させて頂いた、吉祥寺ヒトトでのPICK-UP「服と雑貨の展示販売会」のこと。今日は最終日のようすをお話します。前日にご馳走になった西荻窪「たべごと屋のらぼう」での食事の余韻を感じながら、近くのホテルで朝 目が覚めました。 この写真は、食堂ヒトトのスタッフの皆さんと。河村さんに撮って頂いた一枚。

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初日の反省点をスタッフ三人・高橋・藁谷・田中で話合い、来てくださった皆さまとより深くお話が出来るように、会場を手直し。少しだけ、模様替えします。

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時計の針は、10時半をちょうど越えたところ。会場隣の食堂ヒトトで開催されている大橋弘写真展「風がつくるもの」を、見にいきます。

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もちろん、ヒトトはオープン前の たいせつな時間。スタッフの皆さんが仕込みをなされている脇を、特別にお邪魔させて頂きました。

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手元だけを真っ直ぐ見て、しずかに皆さんそれぞれの仕込みをなさっています。彼らの仕込みは、私たちの商品買い付けと同じ。食材の色艶や質量、指先で触ったときの張りと弾力、口に入れたときの香り。素材そのものの味わいをいかにして引き出すか、何と組み合わせるのか、じっくりとひとつひとつの食材に向き合う瞬間です。話し声は聞こえず、まな板のうえで包丁が小気味よく食材を刻むおと、「きゅ、きゅっ」水道の蛇口をひねるおと。ただそれだけが、過ぎ行く電車の揺れとともに響いています。

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大橋さんの展示。いつかの日本の景色。どこの町々にもあったような、早朝とも言えない、闇のなかの幻影。そんなふうに見えました。これが、いまもわたしたちの暮らす日本に、息づいていること。驚きました。彼と彼女たちの仕事が、わたしたちの食事の根幹を支えていること。
厳しい自然にまみれて、はたらくひとの美しさが、そこにはありました。

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時間にすれば、30分もなかったでしょう。でも、この展をこの場所で見れたこと。わたしたちが仕事をする前の、わずかな出逢い。ありがたいことでした。

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そして、吉祥寺での「服と雑貨の展示販売会」最終日がはじまります。

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たくさんの皆さんに、ご来店頂きました。たくさん、お話をしました。福島出身で、いまは東京で暮らす皆さんのあたたかいお出迎え。震災後に出逢った、福島を自分ごとのように考え来福してくださる東京在住の皆さん、物書きに編集者やフォトグラファー、絵描きにギター弾き、アーティストたち、デザイナー&取引先のメーカーさん。そして、食堂ヒトトに集まるお客様たち。友人たち。

「PICK-UPは服屋です。ただ、彼らは物売りだけをしに来ているのではないのです。服の歴史を語り、背景を大切にし、受け継がれていくものをわたしたちに伝えてくれているのです。そのひとに何が必要か、暮らしに寄り添う、買い物の楽しさを、あたらしい自分を発見する手助けをしに、この吉祥寺に来てくれたのです。」河村さんが、ご来場くださったお客様に、わたしたちをご紹介くださる場面がありました。

ありがとうございます。

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顔と顔を付きあわせて、皆さんとお話が出来たこと、福島のお店とおなじ時間が、そこには流れていました。東京・吉祥寺でなければお逢い出来なかった方々が、たくさんいらっしゃいました。出逢えたこと、本当にありがとうございました。

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お店の営業を終えたのは、19時過ぎ。すべての撤収を終えたのが23時でした。河村さんは、その間ずっとわたしたちの作業をお手伝いくださいました。彼のサポートがなければ、展の流れはきっと滞っていたことでしょう。吉祥寺のお客さんをわたしたちと繋ぎ、食堂ヒトトのスタッフさんとの通訳をしてくださった、河村さん。ありがとうございます。心地よい疲れが、わたしたち3人を包んでいます。これが、このビルに流れる空気。いつの日か、このビルは生きているのかしらと思ったことがあります。人と人とを結びつける、出逢い渦巻くビルディング。 福島のお店に着いたのは、明け方の4時。車に積み込んだ荷物を、あらかた降ろして、それぞれの帰途へ着きます。この日も、お店は通常営業です。

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そう、 撤収の合間に、声がかかりました。 「皆さん、お食事はいかがなさいますか? ぜひ、こちらでご用意させてください!わたしたちがつくるご飯を食べて頂きたいのです。」わたしたちの最後の夕食を、食堂ヒトトの皆さんがつくってくださいました。ビニール袋を開けたら、泣けました。 だって、このパッケージですもの。

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ヒトトの皆さん、ご馳走様でした。展の最終日、撤収の合間に、体の芯まで染みたおべんとうでした。スペシャルドローイングをしてくれた大槻さん、重ねてありがとうございます! おなじ物売りながら展の開催をご快諾くださったROUND ABOUT の小林さんとスタッフの皆さん、東京は吉祥寺にてあたたかくわたしたちをお迎えくださったお客様たち、会場をお貸しくださった横塚さん、そしてオーガニックベースの皆さん。本当にありがとうございました。皆さんの洋服を手にしたときの笑顔が、わたしたちを生かしてくれています。

最後に、九州は長崎・雲仙にて、展が無事に開催されることを祈ってくださった奥津 爾さん、お手紙をくださった典子さん、ふたりのキッズたちと産まれたばかりの彼女。奥津家の皆さんに、心からのありがとうをお伝えします。 ありがとうございました。

生まれ育った町、福島でわたしたちはきょうも、お店を開いています。お近くの方も、遠くからいらっしゃる方も、どうぞゆっくりなさってください わたしたちのお店PICK-UP & BarnSで。 いつでも、皆さんのご来店をお待ちしております。

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福島PICK-UP「服と雑貨の販売会」at 吉祥寺 食堂ヒトト その2

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河村さんがお店の掲示板に、PICK-UP展のチラシを貼ってくださいます。吉祥寺 食堂ヒトトの入るビルがオープンするのは、お昼の12時から。開店時間にあわせて、私たちも9時からビルに入り、展の場を作り込みます。きょうお話するのは、吉祥寺食堂ヒトト 展ふつかめの様子です。

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出張の際など、時間をつくっては訪れるこのビル。入口脇の黒板にあるのが、2月4日から3月2日まで食堂ヒトトにて開催された、大橋弘写真展「風がつくるもの」のチラシ。そこに混ざって私たちの展の告知がされていること、ありがたくって何だか不思議で、階段の入口ですら愛おしく感じます。嬉しいこと、このうえなし。

開店前の3Fには、食堂ヒトトのスタッフさんが、忙しい仕込みの合間に顔を覗かせてくださいます。
「わぁ!こんな雰囲気になるのですね。種市のときとも違うから、新鮮っ♪」と、驚きの声をあげてくれます。私たちだって、凄くありがたいのです、ヒトトの隣でお店を開けること。吉祥寺にわたしたちがいること!

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スタッフ藁谷が描くチョークアートは、福島の店先を普段から飾っているもの。ドアの扉を黒板仕様にペイントした、オーナー高橋お手製のボード。言わば、ふたりの合作。ヒトト会場隣のデザイン事務所が育てている植物たちの雰囲気が、素晴らしい。なんと生き生きした表情でしょう!借景とさせて頂き、ボードもなんだか誇らしげ。

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あおもじ
ラナンキュラス
ユーカリ銀世界
ミモザ
紫陽花アキイロ
マトカリア

福島の花屋bloomで設えた花たちが、皆さまをお迎えします。この花、設置のときは冷や冷やものでした。天井からぶら下げたのは、「Frost River」のリュック。
その中には水を張ったバケツ。オーナーはそこに花材を活けようとしています!

「いやいや、無理です無理っ。不安定だから水こぼれますって!
下にSt.James置いてありますし!駄目ですよ。省吾さん!」
「大丈夫だって、ほらしっかり固定するから。大丈夫。」

われわれ焦るスタッフの心配は、どこ吹く風。
至って涼しげな顔でオーナー高橋が、花を活けはじめます。
「ほら、大丈夫でしょ。バッチリじゃない!」

本当だ、バッチリです(笑)
さぁ、いよいよ吉祥寺 食堂ヒトトにて、 展の幕開けです。
total plants Bloom http://bloom2006.jp/

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はじめにご来店されたのは、食堂ヒトトを運営するオーガニックベース スタッフのみなさん。HAVERSACKの丸衿シャツや、JOHN SMEDLEYのニット、TEMBEAのBAGUETTE TOTEなど、じっくりご覧頂きます。この二日間の展開催のために、スタジオを提供してくださる横塚さん、そして河村さんが特別にこしらえてくださった、立派な試着室(二日でバラすのが、もったいないほど素晴らしい出来栄え!)。早速もう、大活躍です。試着室があると、やっぱりお店らしくなります。しかも、ふたつも部屋を作ってくださったのだから!会場となるスペースは、ちょうどPICK-UPと姉妹店BarnS、そのふたつを足したほどの広さ。いつもより立派で、同時に二組をご案内出来る試着室があるだなんて。ありがとうございます、横塚さん、河村さん。

3Fのお店には、ぞくぞくとお客さんの姿が見えます。その中には、なにやら見覚えのある顔がちらほら! 「おっ、やってるね。お見事!昨日からの準備で、ここまでしたんかいなっ?」西荻窪に拠点を構える切り絵師チャンキー松本さんと、挿絵師いぬんこさんの姿があるではないですか。彼らとは、福島でこの前の夏に、出逢ったばかり。隣町から、駆けつけてくださるその気持ちに、感激です。
チャンキー松本http://kamikirichanky.blogspot.jp/

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今回吉祥寺にお持ちしたのは、新潟展のときと同じ備品。もう、出張ショップのときのうちの標準装備 ! そう言っても良いかな。普段からお店でお話するときにお客様にご覧頂くもの。それは、当時からオーナーが購入していたメンズクラブの「IVY特集」と、その切り抜き。また、Engineered Garmentsのディレクター鈴木大器氏も、服作りのソースとする1950年創刊の雑誌「GENTRY magazine」など。REAGALや、VANの書籍だとか、お馴染みの皆さんにとっては懐かしいでしょうし、はじめて見る方には新鮮な読み物を並べてみました。

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そして、脇を固めるのはオーナーが履き込んだ私物、それをズラリ。いまここに並べたものは、現在もわたしたちのお店PICK-UP&BarnSでお取扱いのあるブーツやセーターたちです。IVYとは、伝統を引き継ぐもの。親から子へと、脈々と。画像のなかほどに見える「ARROW MOCCASIN」は、先代のRon氏が手掛けたもの。現在、その仕事は息子であるPaul氏へと受け継がれ、わたしたちのお店で変わらずに販売しています。

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いまから4年ほど前に嬉しい復活を遂げた「Walk Over」、私も学生の頃憧れてPICK-UPにて購入したBass Weejunsのローファー!が見えます。緑の箱の上に乗るBassは、オーナー高橋が成人式のときに購入したブラジル製のものだから、驚き。どれだけ、物持ちが良いのかと。ほかにもLACOSTEのIZOD社名義のポロシャツを数枚。このとき、出し切れなかったサンプルは、段ボール3箱分はありましたよ!GITMAN BROSのシャツなんかは当時の帯そのまま、デッドストックで残っていたものを、展示品としてお持ちしました。各時代を彩った往年の名選手たちはもちろんのこと、いまも店頭をにぎわせる洋服が、サンプルとして並びます。

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「LL.Bean」の温度計や、レザーのトートバッグ、DULTH PACKのリュックなどは、普段のお店を再現するにはもってこいの小道具。福島のお店さながらに天井から吊って、皆でディスプレイをしました。

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こちらは、LIFEKUブース。福島市内の商人が集まって「福島のセンスとスタイルを伝える」LIFEKUから日本全国はもとより、台湾・ボストン・パリ・オーストラリア・インドネシアなど、世界各地から届いた応援メッセージ付きの「F-pinsぬり絵カード」を展示、皆さんにご覧頂きました。「種市」を奥津さんたちと共同で主催するwarmer wamerの高橋さんも、しっかりとお話を聞いてくださいます。
warmer warmer のこと http://www.warmerwarmer.net/

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震災直後、「どうにかして、福島で暮らす皆さんに元気を出して欲しい!」そう思って、メーカーさんやデザイナーさんにお願いをしたことがあります。その皆さんのご協力のもとに集まったのは、服を作る縫製工場などものづくりの現場がわかる写真や、デザイン画でした。壁に貼り出したのは、Engineered Garmentsのディレクター鈴木さんから頂いたもの。ブランドの顔でもある「BEDFORD JACKET」のデザイン画と、「FLATS MADE ROUND」というメッセージ。このメッセージは現在も「フクハナ」活動のスローガンとして、わたしたちの心に根付いています。
フクハナhttp://lifeku.jp/fukuhana/index.html

「FLATS MADE ROUND(さぁ、やってやろうぜ!)」
アメリカ・オクラホマ州にある自動車整備工場のスローガン。ヘンリー=フォンダ主演「怒りの葡萄」(ジョン=スタインベック著)にも登場する名文句。文字通りパンクを直すの意。こわれたものを直していく。震災で過酷な状況にある東北、そして福島。30年、地域に根ざしお店を営業するPICK-UPが光を見出し、洋服を通してこれからも福島の、そして東北の力となれ!というメッセージが込められています。

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階段を上って、お顔をみせてくださる皆さまが、あとを絶ちません。東京在住の方も、福島出身の方も、はじめましての吉祥寺の皆さまも。どのお顔も、真剣に楽しく洋服と向き合ってくださっていて、お話する私たちも疲れることを忘れるくらい興奮しました。そのなかには、福島のわたしたちのお店で個展をしてくださった、藤川孝之さんご夫妻のお顔も。
fujikawa web site 2015 http://www.tfujikawa.jp/fujikawa.html

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雑誌の編集をなさっている方、私たちが普段からお付き合いをさせて頂いているメーカーさん、実際にその手でものづくりをするデザイナーさんたち。東京・吉祥寺だからこそ、出逢うことが出来た顔ぶれ。古い雑誌の切り抜きや、オーナーが取っておいた、およそ40年ほど前の資料をもとに、ここだからこそ出来たお話。

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このミニステッカーは、「展の開催中どうしても、吉祥寺に行けそうにないから。」と友人が制作し、送ってくれたもの。「東京でのお土産になったら良いな」と、彼は言います。このロゴは、かつてPICK-UPの買い物袋に印刷されていたもの。白地に茶色の文字で印刷された、ナイロンのショッピングバッグ。なけなしのお金で購入した洋服を、このプリントがされたバッグに入れて、大事に持ち帰ったものです。そのナイロンバッグに着替えを入れたりして、高校時代は何度も繰り返し使っていました。その文字がプリントされたミニステッカー、本当に作ってくれたこと、嬉しかったんです。
ありがとう、デキスギくん。

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たくさんの皆さんを見送って、その日の営業を終えることが出来ました。ご来店くださった皆さま、本当にありがとうございます。その日、河村さんが「ぜひに。」とお誘いくださって、西荻窪のお店に食事へと出掛けました。「たべごと屋 のらぼう」です。

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「お通し」からはじまるお料理が、なにを頂いても、しっかりと体に馴染んでいきます。お野菜は取れたてのものを。どれを頂戴しても、からだの隅々に漲っていくのが感じられて、食べるさきから「美味しい!」「なにこれ ? 旨い。」幸せの連鎖。たべることの、ありがたさが染み渡っていきます。

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「地野菜とお豆腐のサラダ」

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「厚焼き卵 」

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「のらぼう菜と豚肉の蒸しもの」

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「伊藤聡信」さんの酒器。

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「野菜のかきあげ」

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「土鍋ご飯」

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「お味噌汁」

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東北のお酒を、作家さんの酒器で。

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目を愉しませる盛り付けの「お漬物」。

厨房に立つスタッフの背筋を伸ばすキリっとした動き、手際よく運ばれる料理、注文を取るスタッフのやわらかな眼差しとその心遣い。頂戴する料理はもちろん、もてなすその所作のどれもが、わたしたちの気持ちとからだを癒してくれます。目で愉しみ、舌で味わい、からだをつくる料理。食べるものが、文字通り体と精神をつくるのですね。食事の最後には、店主の明峰さんと、お話する機会がありました。なんと嬉しい出逢い。お連れして頂いて、本当にありがたかったお店「たべごと屋 のらぼう」。
ご馳走様でした。

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ひとの仕事をみて、またしても身につまされます。業種は違っても、その取り組む姿勢の「美しさ」。きっと、わたしはそれが好きなのでしょう。胸を打たれてしまう、それぞれのその「美しい」仕事に。それらに出逢わせてくれた吉祥寺 食堂ヒトトに、感謝のことばが尽きません。ありがとうございます。ちょっと長くなってしまうけれど、最終日の営業のようすは、また次回に。
出逢うことって、素晴らしい。

saKae

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or slow
60’s DENIM JK

made in Japan
material : Cotton 100%
color : USED
size : 2 Thanks sold out
price : 24800yen + tax

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Engineered Garments
Long Scarf / Floral Print Loan

made in U.S.A
material : Cotton 100%
color :  Navy Thanks sold out
size : one size
price : 8000yen + tax

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いよいよ重ね着が愉しめる、春の陽気になってきました。シャツにカーディガン、手に取る洋服も軽やかなものになってきます。ご来店くださるお客様から、「Gジャンって、どう組み合わせれば良いのですか?」という質問がありました。ちょうど、ディスプレイにはグレーのプルオーバーパーカにあわせたor slowのG JKT。早速試着してもらうことに。定番的な着こなしで言えば、フランス人がよくやるようにタートルを着てGジャンをシャツ代わりに羽織ります、ボタンはある程度留めてね。そして、その上にはトレンチをもってくる。ちょっといま風にするなら、トレンチではなくステンカラーコートでもありでしょう。


結構、Gジャンって重量感がありますから、中にベストを重ね着するのが億劫になるときありますよね。そんなときは、EGのスカーフを差し色に入れてみるのもおすすめ。野暮ったくなりがちなデニムに、キリッと清々しい印象を与えてくれます。Gジャンの裾から、シャツやカーディガンの動きがみえるのも良いですね。あとは、シルバーグレーのトラウザーズ。中にはドレスシャツをあわせて。足元は、あえてのキャンバススニーカーなんてのも◎ ジャックニコルソンがパーティのときにしていたスタイルが抜群に恰好良かった。ドレスシャツにトラウザーズ、もちろんこれは正装には欠かせないモノ。しかし、足元はコンバース、それに羽織っていたのはミリタリージャケットだったのですって。彼ならではのユーモアとセンスある着こなし。私たちだって、その気概くらいは、見習いたいものです。

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無駄を省いた、シンプルなつくり。一着だけ持っておくなら、or slowの一枚が良いと思います。大切なのは、サイズ感。自分のジャストサイズを選んでおけば、いつの時代にだって難なくあわせることが出来ます。

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お客様が先週ご購入頂いて、この日愛用して頂いている「GI CI PI」のカーディガンのこと。やはり、洗濯後に5cmほど縮んだそうです。店頭でご試着頂く皆さんから、「着丈長いかな?」とご指摘を頂いておりました問題、解決です。ネットに入れて通常モードで洗濯機を回した結果の縮みだそうです。どうぞ、ご購入の参考にして頂ければと思います。

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ふとした質問から、お気に入りの一枚を見つけて下さったお客様、お買い上げありがとうございます。何か着こなしのことで「?」があれば、どうぞ気軽にスタッフに尋ねてみてください。思わぬ出逢いが待っているかもしれません。皆さまのご来店をお待ちしております。

saKae

100bags展 おわりに

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5日間に渡って開催された「100bags 展 at BarnS」にご来場下さった皆さま、ありがとうございました。 「3月11日は、福島に居たい。」と、曽田さんもお昼過ぎからBarnSに在展してくださいました。

お買い上げ頂いたバッグの種類を見て、「福島のひとは、やんちゃですねぇ。」と話す、曽田さん。 今回、小物もあわせてBarnSに並んだ曽田さんのバッグたちは、全部で100点。 プライスタグ脇につけられた番号は、1から100までの通し番号。お気づきの方もいらっしゃいましたね。 こんなにたくさんのバッグが並んだものだから、選ぶお客さんだって真剣勝負。

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オーナーが20年以上前に購入し、お店でも大切な什器として使っている木と革から出来た、三つ足スツール。 何度か修理をして、使い込んできた座面の革も、いよいよひび割れそうな雰囲気。

「曽田さん、直せる?」の問いに、「古いものはきちんと取っておいて、あたらしいものを私がつくりましょうか。」 ふたりの会話は、至ってスムーズ。曽田さんに、あたらしい座面をつくってもらうことになりました。

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わたしたち店のスタッフも、職人がものづくりをする、その瞬間を目にすることはあまりありません。 ひと針、ひと針力強く革と革を縫い合わせていく曽田さん。持参してくださった針が、途中で折れてしまったため、 急遽PICK-UPにあった革専用の「The SPEEDY STITCHER」が登場。

「つかい慣れないその道具だからこそ、ステッチに味わいが出ますねぇ。たどたどしいかんじ、まさしくこれがいい。」と曽田さんも、 楽しそうに作業してくれます。ものづくり、その瞬間を垣間見れたお客様、わたしたち同様にラッキーでしたよね。

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「100bags展 at BarnS」にご来場頂きました皆さま、本当にありがとうございました。 つくり手である職人、使い手の皆さん、そして両者をつなぐわたしたち伝え手。 ものに出逢う驚きや愉しさ、その渦の中でこれからも「お店ができること」をしていこうと思っています。

展に関わってくださった、すべての皆さまに感謝を。
ありがとうございました。

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「100bags」展 at BarnS 曽田耕 そのひと。

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3/7(土)本日より開催をはじめた「100bags」展 at BarnS、ご来場頂きました皆さま ほんとうにありがとうございました。きのう曽田さんから届いた段ボールには、実はおまけが付いていました。

 

もしかしたら、よっぽどくたびれていなかったら 初日の3/7、夕方5じごろの新幹線でお店に顔を出したいと思っています。ごあいさつと商品それぞれの説明をせねば、と先日の吉祥寺でのイベントをみて思ったのでした。

という、曽田さん直筆の手紙。
彼はその言葉どおり、夕方の5時にPICK-UP前に現れたのでした。

展示販売されている自身のバッグを前に、曽田さんの言ったことばを。
「革の原点をつかいたい。」「水に濡らして革の間を切るんです。そのままだと、硬くて刃物が入らないのだけれどね。水に濡らすと、革がどけてくれるんです。」「僕は靴屋だから。100bagsは、あくまでも100shoesのパロディなんでね。そんなに、バッグばかり作れない。でも、靴作りの端材は、バッグ作りの材料になるんです。だから、またバッグも作らなくちゃって(笑)」

 

「100bags」展 at BarnSは、あすも開催します。

皆さまのご来店をお待ちしています。

saKae

100bags 展 曽田耕 at BarnS

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曽田 耕さんから届いた、100bags展のバッグたち。
「はさみ持ってきて!」
段ボールを開けるオーナーの顔も、紅潮気味。
箱をあけるたびに、飛び出す曽田さんお手製の革バッグたちを見ると、
それは気持ちもあがります。
スタッフもみんな、お客さん気分で箱を開け始めましたもの。

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おおきいのも、端切れのようなちいさな部材だって、「革」の本質はおなじ。どの部材も、曽田さんの手にかかると、まるではじめからそこに在りました!というように生き生きと継ぎ合わされている。バラバラのものを組み合わせるのがパッチワークだと思っていたのに!曽田さんのは、どうやら違ったようです。

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仕入れのために東京へと出掛けていた、この間の火曜と水曜日。副都心線のエスカレーターに乗ると、知っているようでいて、見慣れないバッグを背負った女性が目の前にいます。色を塗ったような端切れがパッチワークされた、そのバッグ。ちょっと追い越しざまに、そのバッグの横顔を覗き見ると、やっぱり!「KO」の刻印がなされています。

曽田さんのバッグでした。

少しずつ日に焼けて馴染み始めたバッグが、颯爽と歩く女性の肩にさげられている。この方は、いろいろなものを見てきてらしたのだろうなと、その女性の素敵な佇まいをみて「はっ」としました。

日常に紛れ込む、美しさ。
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BarnSオーナーが曽田さんのつくる小物に、はじめて出逢ったのは、「Mysig(ミシック)」という外苑前にあったお店でのこと。エイキンドラムも、このお店で見ていました。オーナーはそこに並んでいた「ミツアシ」を見て、ショックを受けてしまったそうです。存在感のある、はじめて見るかたち。その後、何気なく見ていた「情熱大陸」で、三原康弘さんがものづくりについて思い悩んだり、相談ごとがあるとき、たずねる先を紹介していました。それが、曽田耕さんのアトリエだったのです。

ちょうど電話が鳴って
「田中、見ているか?情熱大陸!」
「はい、ちょうど見てました。曽田さん出てますね!」

つぎの出張では、当時浅草にあった曽田さんのアトリエに、二人で向かっていました。

あれから、11年が経ちました。

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今回は、その曽田耕さんのバッグが100点集まった展示販売会です。曽田さんご本人も、3月11日(水)の午後福島のわたしたちのお店へいらしてくださいます。バッグのこと、革のこと、暮らす町のこと。いろいろなこと、あなたと私のことを直接お話が出来る、嬉しい機会です。ぜひ、皆さま!お一人でだって、もちろん連れ立っても、BarnSにどうぞお越しください。

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2Fに立ち込めるものづくりの雰囲気とにおいを、どうぞご自身のからだで愉しんでください。
皆さまとお逢いできることを、楽しみにしています。
きっと、あなたとの出逢いを待ち焦がれるバッグたちと、心地よい接近があるはずです。

皆さまのご来店をお待ちしております。

saKae
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「100bags」展
曽田耕 at BarnS
3/7(土)⇀3/11(水)
11:00 open 〜19:30 closed
※3/11(水)午後より、曽田耕さん在店

火曜日も展開催中は営業します。
駐車場5台あり

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いよいよ3月7日(土)~11日(水)まで、曽田耕さんの100bags展が始まります。

尚、10日(火)は営業します。皆さまどうぞいらして下さい。

バック100点が並びます。

定番あり、新作あり、計算づくしあり、いきおいまかせあり、

曽田耕さんの世界をお楽しみください。

11日は、午後から曽田耕さんが在展します。

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福島⇀吉祥寺 PICK-UP 服と雑貨

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[服と雑貨の展示販売会]
日時 | 2015年2月21日(土)12:00~20:00
22日(日)12:00~18:00
会場 | ヒトト特設スペース
            東京都武蔵野市吉祥寺南町1-6-7 3F
            Tel 0422-46-0337
http://www.organic-base.com/topic/pick_up/

PICK-UP&BarnSからお知らせがあります。

来る2月21日(土)と22日(日)の2日間、東京 吉祥寺のマクロビオティックを掲げる食堂「ヒトト」にて、服と雑貨の展示販売会を開催します。

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私たちのお店「PICK-UP&BarnS」は皆さまもご存じの通り、地元福島に根付いてお店を開き、この町で暮らすスタッフによってその形をつくっています。よほどのことがない限り、火曜定休で営業をしています。営業日は、お客様との約束。それは、地元のお客様によって、私たちの商いがなりたっているからに、ほかなりません。

「新潟で出張ショップをしてみませんか?」

地震のあったあの夏、オーナーと訪れた新潟。そこで迎えてくれたエフスタイルのふたりと、亀貝さんに言われた言葉です。その言葉がきっかけとなり、昨年と一昨年の2回 新潟で「PICK-UP since 1982」展を開催させて頂きました。その展のようすは、こちらをご覧ください。
vol.1 http://www.pick82.net/updated/index.php?itemid=1682
vol.2 http://www.pick82.net/?p=739

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顔と顔を付きあわせることで、お伝えできることがあります。その人に似合うかもしれない、まだその人すらも知らない魅力を、服のちからで引き出したい。日日の暮らしに、活気がみなぎるような、どこへでも出掛けたくなるような服をお届けしたい。そんな気持ちで、私たちは毎日お店に立っています。
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今回は、その普段のお店の姿を東京 吉祥寺の皆さまにご披露する機会を頂きました。長い年月を一緒に過ごす相棒のような、道具としての服。ときとして、流行りの空気をはらんだものもあります。あなたと上手に付き合える服との出逢いを、選ぶ愉しみを、私たちにお手伝いさせてください。
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東京 吉祥寺にて、みなさまにお会い出来ることをスタッフ一同 愉しみにしております。
東京はもちろんのこと、日本全国のみなさま、来る2日間 吉祥寺でお逢いしましょう!

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