カテゴリー : PICK-UP

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いまから遡ること30年、1990年当時PICK-UPで売っていた『DULUTH PACK / ダルースパック』。無骨で分厚い2本のレザーストラップ、それを留めるゴツい真鍮バックル。そして、いままで見たこともないような、これまた分厚いキャンバス地のリュック本体に、ナイロンウェビングベルト。それは、『Child’s Pack / チャイルズパック』というアメリカ製のバックパック。オーナーの話によると、なにかの雑誌で見かけ、すぐ卸先へ期待を込めて足を運んだそう。そのとき、いまとなっては残念ながら廃業してしまった『Arrow Moccasin』と一緒に展示してあり、なんだこの靴は!という衝撃とともに『DULUTH PACK』を取り扱いはじめたのだとか。その卸先というのは、創業間もないネペンテス。いまでも続くご縁である。(買っとけば…。高校生当時、後輩が使ってるという理由だけでスルーした自分を呪いたい。)

同社の古いブランドリリースを以下に。‐ ダルースパックはフランス系カナダ人労働者Camille Poirierによってスタートしたバッグブランド。1838年、カナダのモントリオールで生まれた彼は、地元農場で働く傍ら、将来自分の店を持ちたいという夢を抱く。一方、1850年代以降のアメリカ・ミネソタ州ダルースでは銅の鉱脈が発見されたという噂が広まり、1860年代に鉄道が開通。一気に鉄鉱石発掘が盛り上がり、人口も急速に増加。1870年にカナダからダルースへ移り住んだCamilleも、自らの小さな靴屋をスタートさせる。町にある唯一の靴屋が彼の店であることも手伝い、順調にビジネスは広がりを見せ、1882年いよいよ自らの名を冠した”POIRIER PACK”を発表する。それは、バックル付きのバッグに、タンプライン/重い荷物を運ぶ際、疲れを和らげるため、頭(額)に紐をひっかけるストラップがつく仕様。これが、DULUTH PACKの原型となったモデルだ。(ブランドリリースより一部抜粋)

いまも現存するDULUH PACK、革の厚みや細かな仕様は違えど、その無骨なものづくりは今も続いている。どうも日本は「ファッション=流行り」の構図ばかりがもてはやされ、片手で数えるほどの期間しか消費されない。自分たちの旬が過ぎたら、ポイ捨てのはい次。アメリカンカントリーや、北欧ヴィンテージにフレンチモダン、住まいの流行ですら、目まぐるしく変わる。もっと腰を据えて、長い年月をかけて生き抜いてきたものづくりを、その土地からしか産まれない文化を味わえないものだろうか。服を扱うわれわれ個店の責任も、もちろん問われるわけだが。

もの自体から滲み出る、佇まいの美しさ。それだけを、端的に見抜き伝え引き継いでいきたい。少なくとも、いまのSOUTH2 WEST8のサンフォージャーシリーズには、その名残りがある。来店の際には、ぜひこのDULUTH PACKを手に取って頂きたい。字面の蘊蓄よりも、手で触ること。そして、袖通しをすることで判ることがあるから。

saKae

SANDER’S – Brit Chukka




SANDER’S
Brit Chukka

made in England
material : Suede , Rubber
color : Black
size : 7H , 8Hold
price : 43000yen + tax

unfil
milano ribbed knit jacket

made in Japan
material : fine alpaca
color : black
size : 4 , 5 Thanks sold out
price : 48000yen + tax




本日ご紹介するのは、SANDER’Sより『Brit Chukka』を。その名の通り、STEVE McQUEEN/スティーブマックイーン主演で1968年公開の映画Bullitt(ブリット)に影響を受け制作されたチャッカブーツ。Mudguardと呼ばれる厚みのあるソールが特徴。一見、通常のクレープソールの厚み×2と思わせつつ、アッパーとソールの間から水の侵入を防ぐため、幅の太いテープを巻き付けた仕様となっています。McQueenは、細身のチノにあわせていましたが、今回はゆとりあるシルエットが店頭でも人気のunfilのコーデュロイパンツと、ニットジャケットを組み合わせてみました。アッパーのスエードは、英国が誇る老舗タンナー1904年創業の『CHARLES F STEAD社』のものを採用。しなやかに吸い付く、絶妙の履き心地を店頭にてお試しください。皆さまのご来店をお待ちしております。

saKae

通信販売も承ります。
詳しくは、お電話かmailにてご連絡ください。

pickandbarns : 024-521-2188
mail : pick82@opal.dti.ne.jp

営業日のお知らせ


– 営業日のお知らせ –

あす10月22日(火・祝)、「即位礼正殿の儀が行われる日」はpickandbarnsは営業致します。
翌日の10月23日(水)は振替休業日とさせて頂きます。
ご来店をご予定のお客様、どうかご了承くださいませ。

10月22日(火・祝) 皆さまのご来店をお待ちしております。

pickandbarns

COMOLI – LAVENHAM別注オーバーコート


COMOLI
LAVENHAM別注オーバーコート

made in England
material : Polyester 100% , Leather Triming
color : Black
size : 36 , 38
price : 66000yen + tax






本日ご紹介するのは、COMOLIより『LAVENHAM別注オーバーコート』を。「もともとのLAVENHAMのイメージにはないような、無骨でがっちりとした生地で作りたかったんです。」とは、デザイナー小森さんの言葉。COMOLIならではの、包み込むようなシルエットはそのままに、グラウンドコート並みの暖かさと胸前に吸い付く収まりの良さが同居する一枚。ぜひお手に取って、COMOLIの『LAVENHAM別注オーバーコート』をご覧ください。皆さまのご来店をお待ちしております。

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DEFCON5 – SOFT SHELL JACKET


DEFCON5
SOFT SHELL JACKET

made in ITALY
material : Polyester 80% , Polyurethane 14% , Elastic 6%
color : Olive
size : M , L
price : 21000yen + tax




color : Black
size : M , L
price : 21000yen + tax


本日ご紹介するのは、DEFCON5より『SOFT SHELL JACKET』を。DEFCON5(デフコンチンクエ)は、作業服を手掛ける軍用衣料メーカー。2006年北イタリアベニスから約50㌔離れた地ポルデモーネにて創業したといいます。”Defence Readiness Condition(防衛準備態勢)”を省略したものがブランド名の由来で、”DEFCON5″は平時体制の意味だそう。「世界が平和で穏やかになることを理想」に掲げています。

ファッションブランドというよりは、作業着の位置づけがうなづける無駄のないつくり。速乾、保温、通気、消臭効果を兼ね備えた生地は、アメリカ軍用素材そのままのクオリティー。NATO軍や国連派遣団に採用されていることからも、ものづくりの確かさがうかがえます。朝夕の冷え込みが、本格的となってきた今日この頃。ぜひ、DEFCON5の『SOFT SHELL JACKET』をお試しください。無骨ながら、使い勝手の良い羽織りとなってくれるはずです。皆さまのご来店をお待ちしております。

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LAVENHAM – BARHAM


LAVENHAM
BARHAM

made in England
material : POLYESTER 100% , LAVENLIGHT
color : ABYSS BLACK
size : 38 , 40
price : 34000yen + tax




本日ご紹介するのは、英国生まれのLAVENHAMより『BARHAM(バーハム)。』を。LAVENHAMの新・定番素材「LAVENSTER(ラブンスター)」より30%軽く、撥水性を残したまま伸縮性も併せ持つ機能的なモデル。生地名は、LAVENLIGHT(ラブンライト)。一枚で羽織れるのはもちろんのこと、ダウンセーターとしての役割も果たす優れもの。短めの着丈は、バタつくことなく着まわせ、薄手コートのインナーとしても活躍します。シャツにも、カットソーにもしっくりとくる汎用性の高さが、お勧めの理由。

ぜひ、その軽さと温かさ、そして上品さを兼ね備えたLAVENHAMの『BARHAM』をお手に取ってご覧ください。皆様のご来店をお待ちしております。

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paraboot – Avoriaz


paraboot
Avoriaz

made in France
material : Real Leather / JANNU SOLE
color : Noir(Black)
size : 7 , 7H
price : 68000yen + tax



本日ご紹介するのは、parabootより『Avoriaz』を。すっきりとしたフォルムで、デニムはもちろんのことUTILITY PT(ファティーグ)や、ウールのトラウザーズにも合わせられる、その汎用性の高さが自慢のアヴォリアーズ。ツィードJKに軍パン、足元はトレッキングブーツというUA栗野さんのスタイルは、00年代当時話題となりましたね。自分の思い出としては、25年前PICK-UPで取り扱っていたGaribier(ガリビエ : 現在はparabootとして販売)がはじめての出会い。雑誌CHECK MATEの街頭スナップ撮影に登場した友人が、スエットの裾をリブソックスにイン、足元は赤のガリビエを履いていたというもの。PICKに自分のサイズはなく、東北本線に乗り込み、仙台でオールヌバックのそれを買った記憶とともにあります。

現在でも、その堅実なつくりとスマートなフォルムは健在。登山靴としては、軽量な部類に入る『JANNU』ソールを搭載。快適な履き心地を生み出しています。店頭でトレッキングブーツを扱うのは、ALICO以来の久方ぶり。ぜひ、店頭にて伝統が生み出すモノづくりの確かさを、お手に取ってご覧ください。皆さまのご来店をお待ちしております。

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SOUTH2 WEST8 / SMOKEY SHIRT – IKAT PATTERN



SOUTH2 WEST8
SMOKEY SHIRT / IKAT PATTERN

made in INDIA
material : Cotton 100%
color : Black
size : M
price : 14000yen + tax



モデル身長172cm 、サイズM

ENGINEERED GARMENTS
OVER VEST – Cotton HB Twill

made in NYC
material : Cotton 100% / ACRYLIC 100%
color : Black
size : S
price : 35000yen + tax



本日ご紹介するのは、SOUTH2 WEST8より『SMOKEY SHIRT』を。IKAT PATTERN(インド絣)、インドマドラスを使った
羽織り。粗野な質感はそのままに、モノトーンで組み合わせれば、抑制の効いた大人の着こなしに。着込んで洗って、擦り切れたくらいが◎ ENGINEERED GARMENTSのOVER VESTとの相性も抜群に良し。組み合わせの妙とは、まさにこのこと。

ぜひ、店頭でお手に取ってSOUTH2 WEST8の『SMOKEY SHIRT』、ENGINEERED GARMENTSの『OVER VEST』をご覧ください。皆さまのご来店をお待ちしております。

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10/12(SAT)の営業について


本日10/12(SAT)は、台風の影響のため16時までの営業とさせて頂きます。
ご来店をご予定のお客様、どうかご了承くださいませ。
各地、台風の被害が少ないことを祈っております。

pickandbarns

made in …


店頭は毎週、新作に次ぐ新作の登場、まさに入荷ラッシュです。アメリカ、日本、イギリス、フランス、スウェーデンにチェコ、様々な国から商品が届きます。ほぼすべてが東京のディーラーから届くものばかり。このブログで紹介する間もなく、皆さんのもとへとお買い上げ頂くものも。それぞれデザイナーやディレクターたちは、半年?いやそれ以上かけて思い描いたものを仕上げて、展示会の場でお披露目します。1週間、ないし2週間、決められた場所で洋服たちは吊るされ、我々は出張をし各会場を廻り店頭に並べる商品を選びます。ものづくりの中心にいる人たちとの会話は刺激的だし、会場に集まるバイヤーの着こなしも参考になります。

『アメリカ製の生地が使えるうちは、どんどんそれを使っていきたい。いまの日本の技術は素晴らしく、軽さや撥水に優れた生地がいくらでも開発出来るよね。では、昔ながらの生地はどうか? ハリスツイードにしても軽くなり、当時の面影はまったくないよ。これだけ世の中に服が溢れているんだもの、俺たちくらい昔馴染んだ生地を使ったっていいじゃない。天邪鬼だけどさ。そして、自分で選ぶという意味で、服と出逢ったときの衝撃ってデカいよね。いまの子たちが80年代が新鮮っていうのは、びっくりしちゃう。あの頃、80年代っていうのは「おかしな時代」っていう認識でさ。自分たちが40年代、50年代に憧れるように若い子たちは当時を知らない。80年代当時は良く思わなかったけれど、過ぎてしまえば結構面白い時代だったのかなと思うよ。その辺を、EGのフィルターを通して伝えることもあるかもね。(ENGINEERED GARMENTS 鈴木氏談)』

『NAVYに対して強い憧れがあるから、NAVYで作ったのにBLACKと言われると、イライラしてしまう笑 そして、道具から服へと移る瞬間が好きなんです。LAVENHAMと共同でものづくりをしたのは、それが理由かもしれません。他にも、白アタリしたような着ていくうちに出る使用感は好きですね。(COMOLI 小森氏談)』

『色味が独特ですか? シーズンごとに色を決めるわけですが、自分の好きな色を集めていって重ねてを繰り返していくうちに出来上がる感じ。明確にこれ!とは言い切れませんが、好きなものの集約なんだと思います。なかには、あ、これ前もやったっけというときもありますもの。そうですか、男性(PICK-UPさん)からしたら新鮮な色味なんですね。(unfil 小松氏)』

ほぼ、来シーズンの仕込みは終了。そして、今週もドン! と新作が入荷する予定です。皆さま、店頭でお逢いしましょう。

saKae