カテゴリー : 2014年 10月27日

SCYE BASICS – COTTON OXFORD B.D SHIRTS

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SCYE BASICS
COTTON OXFORD B.D SHIRTS

made in Japan
material : Cotton 100%
color : Blue , White
size : 36 , 38 , 40
price : 18000yen + tax

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本日ご紹介するのは、「SCYE BASICS」のボタンダウンシャツです。あのシャツと「このシャツ」は、なぜ値段が違うのか?シャツの見るべきところについて、今日はお話したいと思います。(かなり細かく長い話ですので、忍耐力が必要です!すいません、ご覧頂きました方 ありがとうございます。)

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指に馴染む厚盛りのボタンはゴロッとしていて、留めと外しがしやすく、割れにくいものを採用しています。シンプルなものは、素材が大切。シャツ生地の糸も、甘撚りの無撚糸に近いものを使っているそうです。ボディバランスは、タイトフィット仕様ながら体の動作に無理なくついていくよう、アームホールの動きやすさに注目。洗濯あとの生地の縮率もおよそ3%に計算されて、少し大きめのつくりとなっています。洗い上がりは、「引き締まったオックスフォード」といった表現がピッタリ。
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そして、私たちがシャツの縫製を見るとき、目安にしているところがあります。黄色い丸印をつけた、剣ボロと呼ばれる場所です。
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その剣ボロを裏返したところ、この部分の始末をどのようにつけているか?ここがポイントです。生地を裁ちっぱなしにしているのが、普通のつくり。より丁寧に生地を挟んで縫い込み、仕上げているかどうか。「SCYE BASICS」のシャツは、挟み込んで縫い上げていますね。さすがです。
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また、シャツの裾脇にある、このヒゲのような部分を見たことはありませんか?この部分、空環(からかん)と呼びます。空縫いでロックミシンを走らせた後に、出来るもの。簡単に言ってしまえば、返し縫いで糸の補強が出来なかった時代の名残です。それを、敢えて味として再現しています。よく見ると、空環とガゼットの脇に集中して糸の重なる部分があります。これをかん止めといって、糸がほつれやすい場所の補強にしているのです。かん止めをしているため、空環を切ってもほつれる心配はないのですが、より昔ながらのヴィンテージ感を再現するために、手間をかけているのだそうです。
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日本のシャツ職人が丁寧に縫い上げるシャツ。縫製が綺麗な中にも、空環やかん止めといったヴィンテージ感を匂わす雰囲気をもつのが、「SCYE BASICS」のシャツなんです。シャツをみるときのポイントは、他にもあります。ただ、薀蓄(うんちく)や細かいディテイルばかりに目が向くのも、好ましくありません。袖を通したときの肌触り、ボタンを留めたときのバランス、フォーマルに着るの?カジュアルで使いたいのか、裾にかけての腰回りのカーブはどう?といった全体を見る眼も必要になるからです。見た目のディテイルを重視するあまり、肝心の着心地が良くなかったら、本末転倒ですものね。
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とっても細かい話となりましたが、あのシャツと「このシャツ」の違いのお話、お愉しみ頂けましたでしょうか。つくり手には、仕事の裏側を見せたくない、仕上がった品物のみで価値判断をして欲しいと思うひと、隠すことなくオープンにしてつくりを見せるというひと、それぞれにいろいろな姿勢があります。どちらが粋かは、選ぶ方の自由。ただ、ひたすら真面目にものづくりをしているという点は、共通しています。仕事着にも、遊びにも使える「SCYE BASICS」のボタンダウンシャツを、ぜひBarnSにてご覧ください。皆様のご来店をお待ちしております。オックスフォードシャツ、洗いをかけた後の雰囲気、必見ですよ。

saKae

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