カテゴリー : 2016年 11月24日

休日

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休日の火曜、普段からご贔屓くださるお客さまと新潟の旅へ。向かうは、女池愛宕のエフスタイル。彼女たちのモットーは、「製造以外で商品が流通するまでに必要なことはすべてやってみること」。その歩みは、今年で15周年を迎える。絵描き、本の編集者、職人、服のデザイナー、箱屋に広告屋とお祝いに訪れる顔ぶれは、まさに彼女たちのこれまでを支えてきた錚々たる面々。

お祝いだとはつゆ知らず、「良いライブがありますから、ぜひどうぞ。」とエフスタイルに誘われ伺った私は、面食らってしまった。

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FOLKLOREの演奏が、奈良のsonihouse 万平さんのつくる音響のなか始まる。 – sonihouseのスピーカーは一般的なそれと違い、より「音に包まれる」「音が降り注ぐ」感覚を呼び起こす。単に音楽を再生する機器としてではなく、場所や空間全体を作品として体験させることにも使われる – そうだ。

はじめて聴くFOLKLOREの演奏。青木さんとharukaさんのデュオに加え、今回はサックス内田さんが交わる。会場の明かりは絞られ、エジソン球とろうそくの火が灯る。雨音の喝采に、近くを通る新幹線のゴーっと音をたて走り去る車列、すべてを包み込む音の流れだった。音が溢れ、体に漲る。席を立ち影と踊る青木さんの姿が、村の小さなお祭りのようだ。

AOKI,hayato
haruka nakamura
Akira Uchida
P.A system:sonihouse

FOLKLORE November 22/23 2016
F/style NIIGATA

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「学校町のちいさな事務所からはじまり、この広く大きな建物に移って4年が経ちました。場所を替えることは、自分たちの可能性を広げること。わたしたちは、ここに無色透明の箱を作りました。そこに彩りを与えてくれたのは、集まってくださった皆さまたちです。そして、奈良からsonihouseさんのスピーカーがやってきました。これからまた、わたしたちははじまってゆくのだなと思っています。」

エフスタイルらしい凛とした言葉が、場を締めくくる。火曜の朝、私たちの住む福島と東北は震度5の揺れに見舞われました。「それぞれがなすべきことを、それぞれの暮らす町で存分にすること。」新潟を訪れてまた、その決意をあらたにしました。きょうは雪降る一日となりそうです。皆さまのご来店を、PICK & BarnSにてお待ちしております。

saKae

PICK-UP since1982展 at エフスタイルのようすは、こちらを。
http://www.pick82.net/updated/index.php?itemid=1682