福島バードハウスプロジェクト”TUPI”お披露目会



陽のひかりと緑眩しい木立を見上げれば、鳴り響く鳥たちのさえずり。L字に広がる県庁通りと万世町通り、けやきの上に建ち並ぶのはバードハウス。古材や廃材を再利用して、作家に木工職人、彫刻家など全国から顔ぶれ豊かな作り手たちが、思い思いのバードハウスを届けます。足元には草花が潤い、木々には鳥たちの営巣が見える街。

「ツピーーーーっ。」行き交う普段の通りで鳥たちの唄声が聞こえれば、大人も子供もバードウォッチング。私たちは「TUPI(ツピ)」と言います。市の鳥シジュウカラが、パートナーや雛を呼ぶ声から名付けました。
ようこそ。暮らす人が作る街、私たちの街、福島市へ。


はじまりはF-pinsの生みの親、藤本将氏とPICK & BarnSオーナー高橋の交流から。震災後に藤本さんが来福し、描いてくれた一枚のイラスト。鳥の足元をよく見れば、土の色合いに違いがあります。原発事故により生じた、汚染された土地とそうでない土地。同じ街であるのに、そこに隔たる壁。しかし鳥は、あたらしい芽吹きをくわえています。ノアの箱舟で放った鳥と、LIFEKUの姿が重なりました。高橋は、「街中でバードウォッチングが出来る、緑溢れる豊かな通りをつくる。」そう思ったのです。


高橋手作りのバードハウスを設置したのは、それから間もなく。その二つのバードハウスからは二年続けて、シジュウカラの巣立ちを見送りました。個展開催のためBarnSを訪れた作家の曽田耕さん。展の余韻に浸りつつ、酒の肴はバードハウス話。彼をはじめとして繋がるご縁が重なり、さまざまな作家たちが福島市にバードハウスを届けてくれることになりました。そのお披露目会が、OOMACHIGALLERYにて行われます。山形、埼玉、東京、長崎、そして福島。プロジェクトを支えるチームも、強力布陣の猛者たちばかり。この街の通りをより愉しく、美しくする試みです。展示のあとは、通りにバードハウスが設置されます。

皆さま、どうぞOOMACHIGALLERYへ足をお運びください。あたらしい街の鼓動が、鳥たちの唄う声とともに聞こえてくるはずです。皆さまのご来場をお待ちしております。

saKae



今年の八月、福島市大町のニューヤブウチビルにオープンした「OOMACHIGALLERY」にて、福島バードハウスプロジェクト”TUPI”お披露目会を行います。

2017.10.27 FRI-10.29 SUN
12:00-19:00
OOMACHIGALLERY
〒福島市大町9-21ニューヤブウチビル3F
※お車でお越しの方は、近隣のコインパーキング(有料)をご利用ください。
福島バードハウスプロジェクト”TUPI”
http://tupi-fukushima.info/


– OOMACHIGALLERY とは –
福島市大町のニューヤブウチビル3階にオープンした小さなギャラリースペース。 1階は国内外から選び抜かれた商品が並ぶ老舗眼鏡店「OPTICAL YABUUCHI」、2階は豊富な植物と個性的なアレンジが魅力の「total plants bloom」、世界中のDJとコレクターから信頼を集めるレコード店「Little Bird」があります。2016年9月、吉祥寺から移転したマクロビオティック料理「食堂ヒトト」が3階に居を構え、その隣に新たにオープンしたのがOOMACHIGALLERYです。

このビルは震災後も地域に寄り添いながらチャレンジと発信を続け、人と人をつなげてきました。人との交流から学び、 育ち、バトンを次の世代へ繋いでいく場所がOOMACHIGALLERY です。この街でやるべきこと、この街でのギャラリーの在り方を模索しながら運営していきます。 ギャラリー主導で、県内ではなかなか見ることが難しいアーティストの展示やトークショー、子供を交えてのワークショップ、屋上と連動した音楽イベント、学生や若手作家をサポートしていく企画などを展開。 多くの企画展から洋服や花と同じように、アートをより身近に感じて頂けましたら幸いです。 またレンタルスペースとして貸出します。審査はありますが個人のアーティスト、グループ展、展示会など自由な発表の場としてご使用頂くことが可能です。(webより抜粋)

OOMCHIGALLERY
http://oomachigallery.com/