DAZZLING LIGHT.

金曜日 6時も過ぎて、お店の営業時間も終盤に差し掛かるころ「田中さん、居ますか?」の声。ちょうど店の裏で、いつものようにblogを更新しているところだった私。ん?と思い、呼ばれるままに店頭へ出ました。そこにはとても懐かしく嬉しい顔が !

そう、彼女は13年ほど前、PICK-UP & BarnSでともに仕事したスタッフだったのです。PICK-UPで働いたのは、確か半年ほど。その頃はオーナーと男性スタッフがBarnSを、わたしと彼女でPICK-UPを切り盛りする体制。男性3人のなかで臆することなく、バリバリ仕事をこなし、接客に愉しそうな笑顔を見せていた彼女。その後、都内のセレクトショップへ勤務し、いま現在も服屋として働いています。

一緒に働いたのは、ごくごく短い間でした。しっかり目標と野心を持って、仕事に臨んでいた姿を覚えています。そして、なによりも嬉しいことは、互いに いまもこうして服屋としていること。

どんな仕事もそうであるように、服屋の仕事も「腰掛け」ぐらいの気持ちでは成り立ちません。PICK-UP & BarnSで働いているスタッフは、客時代を経て、いまは皆さんに服の提案をする側になりました。学生にとっては何をどう着こなすか学べるところ、働く社会人にとっては好きな服を見ながらホッと一息つけるような居場所になるよう、お店に立っています。ただひたすらに、トラディッショナルに服を伝え続ける。服とひとに出逢える店である、それがお店の存在理由であり、町の文化だと思っています。決してこの町からなくなってはならない店だとも思っています。

久しぶりの再会となった彼女の顔を見て、昔を思い出してしんみりしたり、笑顔になったり。また嬉しかったのが、服屋の後輩と一緒にPICK-UPに来てくれたこと。「ここが私にとって、服屋の原点だよ。」と話してくれました。PICK-UPで働くスタッフ、ご来店くださるお客様にとって、これからもそうありたいと思います。めぐる灯台の光。先を目指す者にとっては行く先を照らすlight & line、還るものにとっては見つめ直す原点。

服とひとに出逢いに、どうぞお店にいらしてください。
顔と顔を付きあわせて、服を間にお話しましょ。皆様のご来店をお待ちしております。

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