Saphir – Shoe Care Goods

週末の夏日から一転、福島市も梅雨入りしたような雨の月曜。そろそろしまおうかと思っていた革靴、下駄箱を見れば黒い斑点状の汚れがあちこちに!これってひょっとしてカビ?どうしよう。だなんて緊急事態、ごくごく稀にあるかと思います。お店では革靴洗浄の受付はしておりませんが、そんなときの対処法を順を追ってレポートしたいと思います。

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持ち込まれたのは、『Padmore & Barnes』のモンクストラップ。これを見て懐かしいと思われた方、まっとうな服好き& PICK-UP フリークですね!いまから15~6年前に店頭で取り扱っていた一足、made in Ireland ClarksのWALLABEE®生産を請け負っていたシューメイカーのもの。当時、お店でも人気のシューズで2~3種類とバリエーションを揃えて展開していました。型押しのWillowなんて、非常に恰好良かったんです。

さて本題に戻り、お手入れの話を。(お客様に了承を得て、洗っております。あくまでも、これからの工程は自己責任でお願いします!)

1. グランドホースヘアブラシを使ってブラッシング。(砂やホコリを落とします。)
2.バケツへ40℃ほどのお湯を張り、そのなかに30~40分シューズを漬け込みます。汚れと古くなったクリームを浮かせる工程です。お湯が茶色に濁ってきます。高温ですと、ソールの接着がはがれる恐れがありますので、ご注意を。
3.サドルソープを使い、柔らかめのスポンジで洗います。今回は、サドルソープが手元になかったため、中性洗剤を使いました。
4. 水で良くすすぐ。洗剤や汚れを洗い流しましょう。

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5.プラスチック製のシューキーパーを入れ、形を整えつつ風通しの良いところで3~4日陰干し。

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6.Saphir ユニバーサルローションをクロスに取り、適量を塗り込む。目安として、片足につき米粒ひとつ分ほどの量を。沢山塗り込んだら、それだけふき取りが必要ということですね。
7.ブラシまたは、目の細かいクロスで磨き、仕上げる。

少し染みがありますが、最初の状態よりカビと汚れが目立たなくなりました。履き終わったあとのまめなブラッシングが大切です。(無精なわたしは、履く前にブラッシングしています。)肝心なのは、季節の変わり目。しまうときの手入れを忘れずに。汚れをブラシで払い、レザーローションを塗り込む。シューキーパーを差し込み、購入したときの靴箱へ収納する。これで靴の寿命は格段に延びると言います。箱に入れることで、余計なホコリや湿気からも革靴を守れますし、箱を開けたときの再会の喜びもあります(笑)「一日履いたら一日休ませる。」、革靴を履くときの基本ですものね。これは。

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すべてSaphir
ユニバーサルレザーローション

made in France
material : ろう、油脂、有機溶剤/乳化性
size : 150ml
price : 1500yen + tax

グランドホースヘアブラシ
made in France
material : ホースヘア(馬毛)
size : ブラシ全長 17cm / 毛足 3cm
price : 2500yen + tax
馬毛100% 毛足が長く、靴全体やコバ、縫目等に入ったゴミやほこりを掃き出すのに最適なブラシ 使用の際は、ブラシの角を使って、ホコリをかき出すように使うことがポイントです。 -webより抜粋-

ブリストルブラシ
made in France
material : ピッグヘア(豚毛)
size : 全長6㎝ / 毛足 2cm
price : 1000yen + tax
細かなところのホコリも落としやすいハンドル付きブラシ(豚毛100%) スエード用ブラシとして、スエードなど起毛に挟まったホコリ落しなどにも最適です。 -webより抜粋-

手入れにしっかりと応えてくれるものづくり。メンテナンスを自分でしてこそ、愛着が湧くというもの。簡単なシューケアのやり方は店頭でもお知らせします。どうぞ、お気軽にご質問くださいね。それと、カビがはえた革靴。発見直後にやってしまいがちなのが、固く絞ったクロスでカビをふき取ること。これってカビを広げる原因になるため、NGなんだそうです。色々と勉強になりますね。

本日は、革靴のカビ取りのお話でした。父の日の贈り物、肩叩きならぬ「靴磨き」っていうのもクラシックで良いかもしれませんね。長々とお付き合いくださり、ありがとうございました。

皆さまのご来店をお待ちしております。

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