Engineered Garments – Field Cap/スムスムのゼリージュウタン展

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Engineered Garments
Field Cap

made in U.S.A
material : Cotton 100%
color : Paisley Twill , Cone Chambray Thanks sold out
size : L 60cm
price : 13000yen + tax

本日ご紹介するのは、Engineered Garmentsより届いたField Capを。ベースボールキャップとも異なる、3枚はぎのつくり。鹿撃ちや野鳥観察などアウトドアフィールドで活躍するキャップを、Engineered Garmnetsが手掛けるとまた味わい深く仕上がります。

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color : Reversed Sateen/Navy Thanks sold out
size : L 60cm
price : 13000yen + tax

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シャツやジャケットと同じ生地で展開するField Cap、敢えて同系色で着こなしをまとめてみるのもありでしょう。ぜひ、店頭にてお試しください。皆さまのご来店をお待ちしております。

通信販売も承ります。
詳しくは、お電話かmailにてご連絡ください。

PICK-UP : 024-531-6355
mail : pick82@opal.dti.ne.jp

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-出張報告2-
吉祥寺から福島へ移転、9月30日にオープンした食堂ヒトト。スタッフの皆さんがオープン前に合宿をし、集大成として「1day cafe」を開いたのが、ここカタネベーカリーでした。ヒトトオープニングパーティーの際、少しだけお話した片根ご夫妻。ヒトト誕生に欠かせぬ合宿の場となった代々木上原へ、お二人へ逢いに足を運びます。パンは次々と焼き上がり、お客さんもひっきりなしに来店される朝の9時。隣に居を構える雑貨店「アコテ」も覗きます。住宅街の一角、日差し溢れる場所で地域に愛される存在なのは間違いなく、焼き上がるパンそのすべてを買いたい衝動を抑え、お土産のパンを選び店を後にします。展示会に寄るたびバッグの中から香る焼きたての匂い、堪らなかったな。

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この日、すべての出張アポイントを終え、最後に向かったのは原宿「水金地火木土天冥界」で開催されたゼリージュウタン展。パリとマラケシュに住む女性デザイナーが手掛けるクリエイションユニット「スムスム」。スムスムは、ひらけ、ごま!のごまのことを指す言葉だそう。そのうち一人は、20年ほど前PICK-UPのスタッフでした。その彼女から、PICKオーナー宛てにメールがありました。『長きに渡ってモロッコにて大切に企画・開発をし温めてきました、手紡ぎ・手織り・100%天然染料と羊毛を用いた絨毯「ゼリージュウタン」を、ようやくお披露目できる日が参りましたので、お知らせさせていただきます。』と。オーナーの代わりとはなりませんが、彼女からの嬉しいメール、出張最後の時間展に足を伸ばしました。

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仕事に入ったばかりで上手くいかず悩んでいた私に、「栄、自転車でその辺ぐるっと廻っといで!スッキリするから。」と、愉しく仕事をすることを教えてくれたのが彼女でした。6年前の震災のとき、見知らぬ会社から段ボールに沢山のバブーシュ(履物)が届きました。「え、これ誰か頼んだ?記憶にないよ。」オーナーと顔を見合わせ、発送会社に問い合わせてみると、発送人はフランスにいる彼女でした。「とても困難な状況だと思うけれど、少しばかりバブーシュを送ります。避難されてる方にお渡しされても、お店で販売頂きそれをご寄付頂いても良いですから。どうかお役立てください!」と。

彼女たちが手掛けるゼリージュウタン、いつか手に入れることが出来たらなと思います。その日連れ帰ったのは、バブーシュ。長年履く室内履きが壊れていたので、嬉しい出逢いの一足。ぜひ、お時間ある方、京都で行われる「スムスムのゼリージュウタン展」に足をお運びください。凛とたたずむスムスムのお二人に、逢えるはずです。

saKae

-スムスムのゼリージュウタン-
洗う、梳く、紡ぐ、織る。少なくとも4人の女性たちの手を経て作り出される、モロッコのモザイクタイル「ゼリージュ」のイメージと和の建築様式を混じり合わせたじゅうたん。女性たちが手仕事にかけた時間のみが表現できる世界観。柔らかに漂う個性と安らぎ。かかった時間の分だけ彼女たちの幸せが詰まっています。色と文様が織りなす世界へ。その贅沢で柔らかな肌触りを体験しに、是非ともお越しくださいませ。私たちスムスムの二人組が、西と東へとたゆたいながら在廊いたします。

◇ 201724()217() ◇
Wanderers Studio (Wanderers Stand 2F)
600-8321
京都府京都市下京区八百屋町58 イチハタビル2F
TEL: 075-353-5958
OPEN: 平日12:00から19:00/土日祝11:00から19:00
スムスム@Paris在廊日: 全日程終日
スムスム@Kech在廊日: 2/4(5(日)

blurhms – Rough & Smooth Thermal Crew L/S

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blurhms
Rough & Smooth Thermal Crew L/S

made in Japan
material : Cotton 74% , Polyester 26%
color : H.Charcoal , Black Navy
size : 1 Thanks sold out , 2 Thanks sold out , 3 Thanks sold out
price : 11000yen + tax

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今季PICK-UPであらたに展開するカットソーメイカーblurhmsから、Rough & Smooth Thermal Crew L/Sをご紹介します。程よい硬さがあるオリジナルの生地からなるカットソー。表はワッフルのように凹凸があり、裏面はフラットに編まれています。伸びやへたりを軽減し、着用後の型崩れも少ない仕上がりを目指しています。

– blurhms ブラームス-

着心地、丁寧さ、程よいリラックス感と使いやすさがコンセプト。上質な原料から造られる心地良い生地と、日本の職人・技術者による繊細で卓越した縫製・加工を背景に、遊び心と、”ひねり”のあるアイテムを展開。ブラームスというブランド名は“blur”と“hmm…”を組み合わせた造語。考えぬくことで良い物事が造られることを意味している。(ブランドリリースより抜粋)
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SCYE BASICSのデニムジャケットと組み合わせて。お店に届く前に洗いと低温乾燥機にかけてあり、はじめから肌馴染みの良い着心地が味わえるサーマルです。乾いた素材感は、これまでに着たことのない感触。

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この春より、あたらしくPICK-UPのラインナップに加わった「blurhms」、ぜひ店頭にてその風合いをお愉しみください。皆さまのご来店をお待ちしております。

通信販売も承ります。
詳しくは、お電話かmailにてご連絡ください。

PICK-UP : 024-531-6355
mail : pick82@opal.dti.ne.jp

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先週の東京出張は、吹雪のなかの出発。店頭に並ぶ商品は、いつも通り半年前の出張で決まります。新幹線に乗り込み、東京駅に着くと福島の猛吹雪がまるで嘘のような快晴。富士山も美しい立ち姿を見せ、より良い出張の兆しです。

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次シーズンの目玉、フランスものダウンの仕上がりを確認しつつ、展示会は2件3件と進んでいきます。途中、寄ったのは高校の先輩が営む恵比寿の「le Lion(ル・リオン)」。RESOLUTEスタッフも愛用する店と聞き、ようやく伺うことが出来ました。先輩は不在でしたが、対応頂くスタッフの心遣いがあたたかく、食事も本当に満足がいくもの。雰囲気も、昔原宿にあった「AUX BACCHANALES(オーバカナル)」を彷彿とさせ、先輩のこれまでの歩みを勝手に想像する時となります。意気揚々と次の展示会へと足が向く、ありがたいおもてなしに心と腹満たす食事でした。le Lion ご馳走様です。

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それから、3件ほど展示会を廻った後、デザイナーやメイカー担当から「いま見るべき東京のお店」を聞けば、必ず名前が挙がる「BLAMINK(ブラミンク)」へと。ドロワー元ディレクターの吉武さんが手掛ける店舗には、ドレスやテーラードなど質の高い服が並んでいます。1階にさりげなく併設されるのは、lim artが監修する古書カウンター。「COMOLI」や「SCYE」と私たちのお店でもお馴染みのブランドが、什器や見せ方ひとつでこうも印象が変わるものかと驚きました。しかし、服の本質はひとつ。「その人の暮らしを明るくするもの」かどうか。きっちり、これからの展示会で見極めていきたいものです。

saKae

 

Engineered Garments / WP Half Pant-High Count Twill

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Engineered Garments
WP Half Pant – High Count Twill

made in U.S.A
material : Cotton 100%
color : Dk.Navy
size : W30 Thanks sold out , W32 Thanks sold out
price : 29000yen + tax

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日差しの気持ち良い日曜、店頭に揃ったのはEngineered Garmentsからの新作。本日ご紹介するのは、WP Half Pants – High Count Twillを。

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張りと光沢ある生地が特徴のHigh Count Twillは、これまでもジャケットやパンツに採用されてきた素材。光沢ある雰囲気は、洗いをかけるごとに綾織の存在感を増していき、さらに愛着の湧く一本となることでしょう。

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color : Khaki
size : W30 , W32 Thanks sold out
price : 29000yen + tax

軽やかな素材感は、先日ご紹介したSCYE BASICSのサンフォーキン生地のパンツとも異なる雰囲気。より軽く、皺を愉しんで履いて頂きたい一本です。こちらも、早く足入れしたい衝動に駆られるWP Half Pant – High Count Twillを、ぜひ店頭にてお試しください。皆さまのご来店をお待ちしております。

通信販売も承ります。
詳しくはお電話かmailにてご連絡ください。

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旧暦の元日にあたる1月28日(土)、飯坂旅館清山にて友人の結婚披露の会が執り行われました。主役は歌って踊れる我らが新婦、Tmeちゃん。仲間でつくる地元のお祭りFOR座RESTをはじめ、プロジェクトFUKUSHIMA!、福島商人の集まりLIFEKUの活動を先陣切って前のめって走る彼女らしい、まさに自作自演の会。お題目は「Shall We ダンス?」というから、踊らにゃ損損。集まる顔ぶれも、エッセイストにフォトグラファー、ディレクターやデザイナー、絵本作家に音楽家、メイクのプロに美容師、本の編集者と錚々たる面々。東京はもちろんのこと仙台、鎌倉、北海道、果ては長崎からの出席者もあるというから、普段の彼女の活躍と人柄がうかがえる。

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「自由に溌溂と育てて来た甲斐もあるのか、皆さまと娘が出逢えたことは親にとっても幸せです。今治に用事を作って、ぜひ遊びに行ってやってくださいませ。」とは、ご両親の言葉。ここに集まった皆は、もう親戚同然の家族。2月で幕を閉じる旅館清山のフィナーレを飾る会としても、名残惜しい夜となりました。旧正月は、種まきの頃合い、季節の代わりを報せる日と言います。今治と福島、あたらしい芽がまたここに産まれました。悦び多き一日。これからの新郎新婦に、穏やかな暮らしがありますように。Bon Voyage !

saKae

St.James – OUESSANT

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St.James
OUESSANT

made in France
material : Cotton 100%
color : Neige(White) , Noir(Black)
size : T4 , T5
price : 10000yen + tax

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本日ご紹介するのは、お店の顔。20年以上PICK-UPの看板商品となる、フランスのカットソーSt.Jamesを。フランス海軍制服に採用された、ピカソが着ていた等さまざまな逸話を持つのは、創業120年を超えるブランドならではのこと。

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Engineered Garmentsの品番に出てくる場合、Horizontal Stripeと表記されることから、ボーダーはどうやら横縞を指す言葉ではないみたい。映画でも見られるように、囚人服や海軍であれば下っ端水兵が着ていた服で、ボーダーラインという言葉通り、普通の人とそれ以外を区別するための意匠(デザイン)なのだそう。定番OUESSANTは島名に由来し、イギリスとフランスの間ガンジー諸島からはるか南西に位置しています。グーグルマップでPIRIAC島との位置関係を比べてみるのも面白いですね。

ボーダーの起源はそのくらいにして、皆さん「大人になって、はじめて買ったボーダーがSt.James」という方も多いのではないでしょうか。私も、高校生の頃バイトして購入したのはNeige/Gitaneカラー。当時PICKで働いていたスタッフ太田さんが、ドゥニーム66モデルにnew balance576レザーの赤と合わせていたのを見て、それに憧れ購入しました。あぁ、もう20数年も昔のことだなんて!

St.Jamesは、「生地が良い。」それに付きます。生地は糸へと還ります。初めの数回は洗濯での縮みがありますが、2~3cm縮んだ後では糊も取れて体に馴染み、長く付き合える一枚となります。3~4年着回せるだなんて序の口で、頻度は減れど10年以上愛用する方もいらっしゃるほど。インポート素材の糸は、文字通りその土地から生まれるものですから、長くフランス生産を守ってほしいブランドです。

無地のほかにも、ボーダーも揃いました。ぜひ、店頭で春を感じるSt.Jamesをお愉しみください。皆さまのご来店をお待ちしております。

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PICK-UP : 024-531-6355
mail : pick82@opal.dti.ne.jp

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「いやー、どうもどうも。」明るくにこやかな笑顔で、扉を開ける男性。もうかれこれ20年程お店に通ってくださるお客様。私が店で働きだした頃、格好良いけど手が届かず、ご購入されるお客様を羨望の眼差しで見ていた一着がありました。そう、Moncler のプルオーバーリバーシブルジャケット。「あ、これ覚えてます?田中さん、前にblogで書いてたでしょ。」あーっ、言われてようやく気付きます。

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私のイメージに強く残っていたのは、ナイロン側の方でした(笑)ひっくり返して、着直して頂きます。覚えてます、覚えています。このしなやかで高級感あるナイロンの質感、フラップ付きのポケット。

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そして、品のある緩めのカフ!いやぁ、懐かしい一枚です。お客様曰く、「ナイロン地が裏に来る方が滑りが良くて、着易いんです。フリースの素朴なかんじも良いでしょ。」はい、めちゃくちゃ良いです、忘れてました。あらためて見ると、フリース側のポケットは、両サイドジッパー付きのカンガルーポケット。しかも、ririジップ。もはや、忘れてました。こうして15~6年振りに愛用されるジャケットを見ることが出来るだなんて、本当に嬉しい瞬間。しかも、大切に着ていらっしゃるから、ほぼノーダメージって、素晴らしい。本日ご紹介したSt.Jamesにちなむフランスつながりで起きた、嬉しいご来店でした。

本当、服屋冥利に尽きることばかりですね、日日感謝です。

saKae

SCYE BASICS – サンホーキン綿ムラ糸チノテーパードルーズフィット

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SCYE BASICS
サンホーキン綿ムラ糸チノテーパードルーズフィット

made in Japan
material : Cotton 100%
color : Navy
size : 36 Thanks sold out , 38 Thanks sold out , 40/Ladies Size Hold
price : 25000yen + tax

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本日ご紹介するのは、SCYE BASICSからの新作「チノテーパードルーズフィット」を。先シーズンも好評だったSCYE BASICSのトラウザーズ。今春はタックなしで、すっきりと履きこなせるシルエットをご用意しました。フロント部分は、ヨーロッパのワークウェアなどに見られるフックとボタンで留める仕様。生地は前回同様、米国カリフォルニアはサンフォーキン地方で取れるコットンの綾織です。

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洗いをかけることで現れる畝は、スマートで上品な雰囲気。ゆとりあるワタリから、裾にかけて緩やかに流れるシルエットの8分丈。まだ、雪ちらつく福島の空ですが、畝のあるネイビー色の生地は春らしく、すぐにでも履きたくなる一本です。PICK-UPでは敢えて、レディースサイズをセレクト。女性はもちろんのこと、男性にもおすすめのトラウザーズです。ぜひ、店頭にてご覧ください。皆さまのご来店をお待ちしております。

通信販売も承ります。
詳しくは、お電話かmailにてご連絡ください。

PICK-UP : 024-531-6355
mail : pick82@opal.dti.ne.jp

いよいよ、2017年秋冬シーズンの仕入れがはじまります。先々週は、もうLAVENHAMのオーダーを決めました。ご来店頂く皆さま、blogをご覧くださる皆さまに愉しんで頂ける服との出逢いは、まさにこれから!

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去年の11月、その方にお逢いしたのは数年振りのことでした。エフスタイルの15周年、haruka nakamura 、AOKI ,hayato 、Uchida Akira出演の『FOLKLORE』 演奏会のとき。仕入れのために訪れる展示会はバイヤーでごった返すことが多く、うちの担当者が捕まらないことなんて、しばしば。そんなときは、近くにいるスタッフの手をお借りし、撮影や商品説明のヘルプに入ってもらいます。ひときわ目立つ格好良い佇まいの女性がおり、声をかけ助けてもらいます。その方がいま、エフスタイルに居るではないですか。エフ星野さんに『2階の椅子に座る方、何度かお逢いしているのですが、お名前を失念していて。どなたですか?』と聞く。

返ってきたのは、『あ、大井さんですね。n100のデザイナーさん。』との言葉。

あちゃー、どうも私はぼんやりしているところがあって、どなたか分からないままお話することが多々あります。マーガレットハウエルの仕事をし、その次にはJohn Smedley展示会のお手伝いなどしていた彼女。その後、自身のブランドとなるn100を橋本靖代さんと立ち上げたそうです。恐る恐る階段を上がり、大井さんの前に。

『ご無沙汰しております、福島の服屋PICK-UPのスタッフです。色々な展示会では、大変お世話になりました。』とお声掛けすると、『いやいや、こちらこそ挨拶もなく失礼しました。ちょうどお見かけした顔だなーと思ったけれど、お名前忘れててね。エフさんに聞いちゃった!田中さんですね。お久しぶりです。』と柔らかにビシッとお話くださる。明朗に、きびきびと、そして呆気らかんとお話しくださるこれからの展望に、服屋として勇気をもらいました。

『また、どこかでお逢いすることが出来ますよ。そのときは、また。』と仰ってくださいます。PICK & BarnSでのお取り扱いはありませんが、ウェブで目に留まったn100の記事。一田憲子さんのページへリンクを貼りましたので、ご興味ある方はぜひご覧ください。

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「外の音、内の香」一田憲子
The potal site organized by Noriko Ichida
ビジネスピープルからの贈り物
http://ichidanoriko.com/

SCYE BASICSのパタンナー宮原さんやデザイナー日高さんもそうですが、逞しくしなやかに服業界を泳ぐ先輩たちの言葉には、『言い切る力』があります、流石です。伝え手である私たちの役目を、果たしていきます。

これからはじまる展示会、より良き出逢いがあるように、また足を使って目を配り探していきたいと思います。どうぞ、これからのPICK & BarnSに乞うご期待!

saKae

出番。

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Blundstone
510 Black Premium

brand from Australia
made in Vietnam
material : Real Leather , Rubber
color : Black
size : 7 , 8
price : 23000yen + tax

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MOON STAR
ALWEATHER & C

made in KURUME JAPAN
material : ALWEATER-Canvas , Rubber /C-Paravul Canvas , Rubber
color : Khaki , Brown / Charcoal
size : 26.0cm~
price : 14000yen + tax , C-16000yen + tax

普段の生活や出掛け先の急な天候不順で、「足元、何履いたら良いだろう?」と思うことがあります。そんなとき、おすすめなのはオーストラリア生まれのサイドゴアブーツBlundstoneと、日本が誇るシューメイカーMOONSTARのALWEATHER。雨振りや降雪のとき、高さのあるゴムソールは水の侵入を防ぎ、しっかりと足回りを快適な状態にキープ。靴や靴下がびしょびしょになることもありません。もちろん、雨のち晴れで「あれ、あの人なんで長靴履いてるの?浮いてる!」だなんてことも避けられますよ。晴れの日にもブーツとして履きまわし出来るから、出張の多い方にはとくにお勧めしたい2つのブーツです。

色によって欠けているサイズもありますが、ぜひ足入れを店頭にてお試しください。これからの3か月間&梅雨時期に大活躍の使える相棒となるはずです。

皆さまのご来店をお待ちしております。

saKae

通信販売も承ります。
詳しくはお電話かmailにてご連絡ください。

PICK-UP : 024-531-6355
mail : pick82@opal.dti.ne.jp

F/style展 at BarnS

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現在発売中の雑誌『& Premium3 – 部屋と心と体を、整える。』の特集に、エフスタイルのお二人が掲載されています。あわただしかった年の暮れ、正月明けの暮らしを整えるにはもってこいの清々しい内容。私も自宅で、エフスタイルが手掛ける月山段通のマットを愛用しています。麻とウールの踏み心地が、まさに「おかえり」と出迎えてくれるようで、贈り物に、自分で使うに良しの一枚です。暮らしの中で使うものだから、妥協は少なく。「これだと思うものが見つかるまで、買わない。それまでのものを大事に使う。」って、確かビヨークも言ってた気がします。『& Premium3』ぜひ、書店でご覧ください。

そして、本日皆さまにお知らせがあります。F/style展 を2/11(土・祝)から2/19(日)までBarnSにて一週間開催します。初日の2/11(土・祝)は、新潟よりエフスタイルのお二人・五十嵐恵美さんと星野若菜さんが在店されます。作り手・伝え手・問屋業もこなすお二人からお話を聞ける貴重な機会です。多くの皆様のご来店をエフスタイルと一緒に、BarnSにてお待ちしております。

saKae

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F/style展 at BarnS
2017 2/11(土・祝)-2/19(日)
11:00-19:30
※2/11(土・祝)はエフスタイルのお二人が在店します。

「製造以外で商品が流通するまでに必要なことはすべてやってみること」をモットーに、デザイン提案から販路の開拓まで一貫して請け負うエフスタイルのお二人、五十嵐恵美さんと星野若菜さん。地場産業と伝統技術を活かし作り出されるエフスタイルの商品は、いつの時代でも自然と受け入れられるような定番品となっています。普段BarnSではお取り扱いのないものも今回は新潟からお持ち頂き、BarnS店頭にてご覧頂けるまたとない機会です。皆さまの多くのご来店をお待ちしております。

何かご不明な点がございましたら、お電話かmailにてお気軽にご連絡ください。
会期中の2/14(火)は定休とさせて頂きます。

BarnS
福島市宮下町18-30
Tel 024-533-6553
駐車場 5台あり

Troentorp / Swedish Clog – Plain toe

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Troentorp
Swedish Clog – Plain toe

made in Sweden
material : Nubuk Leather , Wood , Rubber
color : Black Nubuk
size : 41 Thanks sold out , 42Thanks sold out
price : 21000yen + tax

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本日ご紹介するのは、スウェーデン発の木靴『Troentorp(トロエントープ)』を。スウェーデン南西部ボースタードの地元靴職人から、靴作りと商売を学んだヨハンソンにより1907年うぶ声を上げます。

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木靴をベースにしたソールつま先部分には、親指をしっかりとサポートする窪みが設けられています。履き口には馴染みの良いスムースレザーがあしらわれ、アッパーをソールに留めるスタッズも素朴で愛らしい雰囲気。一日中立ち回るカフェのスタッフや、看護師など多くの医療従事者に愛用されているそうです。

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高さのあるヒールに、グリップ力あるゴムソールがベストマッチ。腰への負担も軽減してくれますね。

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FALKEやCapricorn Mohair Socksなどの暖かいウールソックスを合わせるのが◎。持ってくるのは、太めのカーゴやファティーグパンツなんかが良いですね。ヌバックならではの、しっとりとした落ち着いた足元をお愉しみください。

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NEPENTHES
in print #6
price : 500yen + tax Thanks sold out

売り切れとなっていたネペンテス編集の冊子『in print#6』も再入荷しました。ぜひ、Troentorpと合わせて店頭にてご覧ください。皆さまのご来店をお待ちしております。

saKae

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詳しくは、お電話かmailにてご連絡ください。

PICK-UP : 024-531-6355
mail : pick82@opal.dti.ne.jp

FREDRIK PACKERS – 500D FUNY PACK EMBROIDERED

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FREDRIK PACKERS
500D FUNY PACK EMBROIDERED

made in Japan
material : 500Denier CORDURA NYLON
color : Red Thanks sold out
size : 23cm×18cm×マチ7.5cm
price : 8500yen + tax

本日ご紹介するのは、ハンドメイド イン ジャパンにこだわるバックパックメーカー『FREDRIK PACKERS』から500D FUNY PACK EMBROIDEREDを。

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color : Black Thanks sold out

昔ながらのフェルト素材を採用、肩に大きな負担をかけることなく、快適な背負い心地のショルダーストラップを装備しています。体にフィットするボディバッグとしても、ストラップの長さを調節してヒップバッグとしても使える優れもの。

-FREDRIK PACKERSとは-
FREDRIK PACKERSは自転車でも徒歩でも、幅広いシチュエーションでアクティブで快適に物を運べる事を目指して物づくりをしています。幅広い人々が快適に使える事を前提に考えられた製品は、テクニカルな要素を持ちながらも、日常に馴染みやすいデザインにこだわっています。

製品に使用される材料は世界中から厳選して集められます。生地は独特の発色と風合いを持つUSA製を使用。樹脂パーツはミリタリー製品やアウトドア製品に採用されるNATIONAL MOLDINGS社の製品を採用しています。 FREDRIK PACKERSならではの素材感と独特のデザインを生み出し、普段使いにも愛されるプロダクツを生産しています。(ブランドリリースより抜粋)

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color : Blue Thanks sold out

昔のDANA designを彷彿とさせる刺繍に、サブポケット1室、メイン収納はダブルジッパーを備えています。携帯電話や手帳、小説などを入れるには十分な容量。春先のアクセントにもなるRed , Blue , Blackの3色を揃えました。ぜひ、春の新作として登場したFREDRIK PACKERS のFUNY PACK EMBROIDEREDを店頭にてご覧ください。

通信販売も承ります。
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PICK-UP : 024-531-6355
mail : pick82@opal.dti.ne.jp

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いまはいわきよりご来店頂く、もう20年来のお客様。預かる荷物を手にして、『おおっ!』。良い味わいに使い込まれたSOUTH2 WEST8 のトート。日よけや、ボートクロスなどに使われるサンフォージャークロスは、軽い撥水性も持ち合わせ、まさに普段使いにピッタリのタフなやつ。

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持ち主であるお客様は、『なんか新しいのを持つの、少し照れ臭くて。自分に馴染んでくれないと、気恥ずかしいし。このバッグは買い物袋としても気兼ねなく使えるからさ、やっぱり手に取っちゃう。汚れたら、そのまま洗濯機へザブン!そんなところも、良いんだよね。』と仰ってくれました。

使うほどに、その人に馴染む服やバッグ。お店で購入頂いたものが、その人にしっくり合い生活の一部となっているのを見ると、スタッフ冥利に尽きます。ナイロン素材ではありますが、前述のFREDRIK PACKERSもそんな雰囲気を備えていると思います。

使い込まれ肌に馴染んだ自慢の一品、ぜひ私たちスタッフに見せてくださいね。きっと、お互いテンションが上がるはずですから。皆さまのご来店を、PICK & BarnSにてお待ちしております。

saKae

NEPENTHES in print#6 / 新潟旅行記

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for ME,MYSELF AND I

「自分のために、自分が好きなことを。

長年続けているライフワークや、ふとしたきっかけで開けた趣味の世界。
癒し、あるいは刺激を求めて。周りを気にせずマイペースに。
共通しているのは『楽しむ』というアティチュード。
好きなことを仕事に選んだ人たちが語る、仕事以外の好きなこと。」

NEPENTHES
in print#6
500yen + tax Thanks sold out

FEATURING : 滝藤賢一、清水慶三、鈴木大器、邊見馨、鈴木聡、
内藤カツ、 井伊百合子、坂元真澄、高井里江、青柳徳郎、VELVET

正月休み明けのPICK-UPに届いた『NEPENTHES in print#6』 、ぜひ店頭にてお買い求めください。PICK-UP & BarnSともに、絶賛営業中です。皆さまのご来店をお待ちしております。

PICK-UP : 024-531-6355
mail : pick82@opal.dti.ne.jp

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連休を頂いた中日、新潟へと足を伸ばす。新幹線に乗り、見慣れたバスのりばへ直行。のんびり東北巡りを思案したが、行き先の半分が休業日。やってない。旅の2日前、近所の北京料理店女将となんとなく休みの予定を話せば、『あら、〇〇と△△?いつでも行けるじゃない、面白くもない。いっそ、コジマくんの所でも行ったら良いのに。』との挑発。ちょっと癪にも触ったので、行こうじゃないか長岡。

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さぁ、いざ!のその前に、しばし腹ごしらえ。新潟の友人亀さんに教えて貰ったまま、行けず仕舞いだった文京町「とんかつ太郎分店」にタクシーを飛ばす。眼の前に現れた店構えは、とても立派と呼べる代物ではない。恐る恐る扉を押し開き見えたのは、塵ひとつなく磨き上げられた厨房に、幾多のお客を迎えた年季あるテーブル。座るのは、やっぱり厨房前のカウンター席だ。
「中カツ丼をひとつ、あと味噌汁を。」
きっと親子なのだろう、阿吽の呼吸で丼によそうご飯に、目の前で揚げたカツが4枚。蓋が閉じられる、箸を取る。

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つくづく良い。余計なことなく潔い、手を尽くした料理。さくさくとした歯触りの一枚、ご飯のしっとりが移り込んだ一枚、たれの染みた一枚、頬張るのが惜しい最後の一枚。口に入れるほどに、嬉しくなるかつ丼だ。友人に紹介され福島から来た旨伝えると、「喜んでもらえて、何よりです。」と、ほんの少し話をする。近所にこの店がある友人が、とても羨ましくなった。『ただただ直向きに、自分の仕事をする。』きっと、友人はこのことを私に伝えたかったのだろう。とんかつ太郎分店、ご馳走さま。

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次に向かうはランプリール。エフスタイルおすすめの洋菓子店だ。火曜定休のためこれまで伺えなかったが、今回は行ける。「PICK-UP since 1982 展(F/style)」、「山内工房染めもの展(F/style)」、「福島発、⇀黒磯行き(1988 CAFE SHOZO)」、「FOLKLORE(F/style)」と4回も偶然にお逢いした方だったので、常々行きたいなと思っていた。

Google mapによれば、信濃川沿いを歩いて1時間ほどの距離。気掛かりなのは、携帯電話のバッテリー。替えもなく、あと残り10%とは非情。時折吹雪となり、買ったばかりの傘が2度もめくれて、ああ無常。しかし、壊れない。新潟で売っている傘は強い。バッテリーがあと1%となったところで、ランプリールが見えた。

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不在だったオーナーさんに奥様が連絡してくださり、ようやくお話することが出来た。ショーケースに並べられたケーキやタルト、チョコレートは目に美しく、どれも全て食べてみたくなる。さすがにそれは無理かと、頼んだのはモンブラン。窓辺に見えるくぐもった鉛色の空も、新潟らしい旅の風情だ。厚かましくも、携帯電話のバッテリー充電をさせて頂く。さらに甘えて、バスのりばまで送って頂いた。身分証にしかならないペーパードライバーの私に、皆さんとっても優しい。本当にありがたい。

長岡へは高速バスで。出発まであと5分というところで、上手く乗り合わせることが出来た。これも、オーナーさんが車で送ってくださったお陰。降りしきる雪の中、バスは越後平野をひた走る。

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長岡市摂田屋。コジマくんのお世話になる長谷川酒造がある地区。-歴史の町 摂田屋-長岡の市街地は、太平洋戦争でそのほとんどを焼失したが、摂田屋は危うく難を逃れた。おかげで、醸造関係を中心に明治・大正の建物が残り、どこかしら懐かしさの感じられる景観がある。古くから街道や信濃川の川湊として開けていたと伝えられており、摂田屋という地名は中世の武士や僧侶の簡易宿泊所「接待屋」に由来するという。(NPO法人醸造の町摂田屋町おこしの会 パンフレットより抜粋)

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コジマくんと合流し、途中立ち寄ったのは『旭屋』。頼んだそばで好みのジャムを塗ってくれる老舗パン店だ。140円、デキシーピーナッツを挟んだコッペパンを奢ってくれた。いよいよである、彼の働く長谷川酒造へ到着だ。地元福島を離れ、長岡に来て4か月。その間にあったことを、じっくりと彼らが作った酒を飲み語らう。彼の戻りは来月の半ば、福島に帰って何かコトを興そうとしている。また暮らす町が楽しくなる。彼に北京料理店大ジャングイの土産を手渡し、これでひとつ任務完了だ。明日行く予定のお店にも、一報しておく。

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翌日、朝早く長岡宮内駅を離れた。もうひとつ旅の目的地である越前浜へ向かうため、信越本線で一路新潟へ戻る。この朝は寒波襲来ということもあり、電車は15分遅れ。空からは米粒大の雹がけたたましく傘を打つ。いくら調べても、越前浜へのバス時刻が読めない。去年の秋までテスト運行していた路線が終了していた。「越前浜?探しますね。」新潟駅前の案内所に駆け込み、スタッフの方2人がかりでアクセス方法を調べて頂く。15分ほど、あちらこちらに電話をかけまくり、ネットを調べ運行するバスを探して頂いた。
「あったー!巻駅から13時45分発のバスに乗ったら、40分ほどで越前浜に着くのがありますよ。(スタッフの方)」「それで往復すると、目的地には10分しか居れません、さらに福島に帰る高速バスに間に合わせたいんです。(私)」「あー、じゃあ越後曽根からタクシーで行くしかない、今から駅に向かう電車はありますよ!あと3分後に出発のが。もう、行って下さい!タクシー捕まえてね。行きは越後曽根、帰りは巻駅よ!」

正直、前だか後だか地名も混同する「越後曽根」から乗っての、目的地「越前浜」。もうわけがわからない。ええいままよ、越後線に乗り込む。鞄には3本の一升瓶、もう肩取れるかと思うほどのダッシュ。電車を降りてのタクシー、またこの運転手が良かった。「どこ行くの。ん、バス停あるよ。車で25分だけれど、歩いては行けないよ。田舎の道をなめちゃぁいけない。遠いよー、この雪だし。バス?そんな調子よぅ走ってないよ。儲かんないでしょ、乗る人いないんだから。皆、車持ってるしね。新潟?良いところだよ、米は旨いし酒はある。おまけに女も綺麗なんだから、良いトコだらけよ。優しいし一歩引いて器量も良い、だから新潟の男は駄目になる。女が良すぎるからね。根性なしなのよ、男が。お客さん、どう?こっちに越して来たら?」ときた。

越前浜バス停でタクシーを降り、目的地tetotoを探す。タクシーのおじさんは、大丈夫だろうかと不安げに走り去っていく。10分くらい探したが、雪の中当てもなく歩く不審者にしかならず、探索を諦める。ガソリンスタンドの方に聞くも、知らないとのこと。電話しよ、tetoteに。すると、バス停まで店主の増田さんが笑顔で迎えに来て下さった。

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古民家に必要最低限の手だけ入れ、2016年春お店をオープン。増田さんは、BarnSでの藤川孝之「なつのひらすみ」展でお逢いし、その後何度か新潟や福島でお逢いするご縁もある、静かな芯を持つ素敵な女性だ。伺った日が、年明けではじめて店をオープンする日だったそう。床は少し、底冷えしていた。いまは加工が厳しくなったFRP素材の靴べらは、造形作家ナカオタカシ。備前焼、細川敬弘のぐい飲み。加藤かずみの一輪挿し。寺村光輔のボウル。はじめからそこにあったかのように、在るべきところに在るディスプレイ群は、より心地よい緊張感と凛とした空気をもたらす。

ずっと探して、なかなか決まらなかった友人たちへのプレゼントを、増田さんと一緒に選んだ。その贈り物へのラッピングが、また素晴らしい。増田さんが手を動かし薄布を使いラッピングする、ぜひ皆さんにご覧頂きたい仕事だ。ちなみにPICK-UPでラッピングの際、ユーカリの葉をくるんと丸めてリース状にすることがあるが、これは彼女のアイディアを拝借したもの。

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滞在時間は一時間半ほど。作り手や、店づくりの話、この土地での暮らしぶりについて尋ねる。お茶とタンポポ珈琲で、みるみる二杯目を頂戴した。どうやら、夏の越前浜は格別に良いそうだ。鳥がさえずり、風がハンモックを揺らす。お近くの方はもちろん、そうでない方もぜひ足を運んで頂きたいtetote越前浜店。場所を記したショップカードは完成間近。わからなければ、店に電話するのが良い。笑顔で迎える店主に逢えるはずだ。

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帰りは古いバス、味のあるシート。40分ほど揺られ、巻駅に到着。そこから電車にて新潟駅へ戻る。一泊二日、今回の旅も終わり。お世話になった駅案内所のお二人に礼をし、また来たい旨伝えその場を後にする。つぎ逢ったら、ハイタッチしよう。最後の締めは、万代シティバスセンターのカレーだ。おっと、バスセンター2階には『みかづき』が提供する新潟ソウルフードの「イタリアン」もあった。

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地元の高校生が、「あの子の鼻はなしだよね?」「いや、ありでしょ。わたし女子のファニーフェイスって愛くるしくて、好きよ。」だのと、話している。向かいのテーブルは、ろう者の女性同士がいかにも楽しそうに手話で語らう姿。お邪魔します、地元に愛されるお店『みかづき』。

イタリアンをたいらげ、1階へ戻る。カレーライス小を食べて帰ろう。あの、黄色いやつ。今日は朝から何も食べず、増田さんに頂いたクリームパンとイタリアンしか腹に入れてないから、もう一食入れても大丈夫!と都合の良い言い訳をつけ、券売機へ向かう。カレーライスのボタンは赤ランプ。売り切れだ。

時刻は17時20分、バス発車の時間だ。震災のあと、旅行は目的地そのものではなく、その町に暮らす人に逢うことに変わった。食事も普段その人たちが食べているものを、そこで味わいたい。旅行者である私にとって、その場所は非日常。しかし、その町に暮らす人にとっては、当たり前にある普段の暮らし。福島に戻れば、私の日常が待っている。普段の暮らしから滲み出す、非日常。それを互いに交換し合うのだ。

そう、コジマくんと落ち合い長岡で一報入れた先は、tetote増田さん。そのとき、彼女はランプリールにいた。すべてが縁なす新潟の町、また行く。

saKae