SBTRACT -CREW NECK WIDE TEE SHIRTS


SBTRACT
CREW NECK WIDE TEE SHIRTS
HALF CARDIGAN STITCH

made in Japan
material : Cotton 100
color : Blue
size : 2 , 3
price : 7800yen + tax


color : Black
size :  3
price : 7800yen + tax


color : Grey
size :  3
price : 7800yen + tax





本日ご紹介するのは、SBTRACTより届いた『CREW NECK WIDE TEE SHIRTS(HALF CADIGAN STITCH/片畔編み)』を。まず、その色味に強く引き付けられた片畔編みの一枚。洗いざらして、よく日にさらされたような自然な風合い。風通しも良く、肌に張り付かないのが片畔編みの心地よさ。今日合わせたように色数を減らすと、うまくまとまります。自分の肌を含め、色は3つとよく言います。「困ったら、トリコロールや!」とRESOLUTEの林さんも話してましたっけ。ほどよく身幅に広がりを持たせたCREW NECK WIDE TEE SHIRTSを、ぜひ店頭にてご覧ください。皆さまのご来店をお待ちしております。

saKae

通信販売も承ります。
詳しくはお電話かmailにてご連絡ください。

PICK-UP : 024-531-6355
mail : pick82@opal.dti.ne.jp

工房おりをり with Denim Ninja




「じゃあさ、昨日茹でたとうもろこしあるから、撮り合いしてみる?(美)」
「条件は、ひとり一枚。(S)。」
「加工もありね、オッケイ。(私)」
所用時間3分。せーので見せ合ったのが、この三枚。一枚目は、わたし。

「過剰じゃないの?うちこんなに恰好良くないよ!三割増しね。(美)」

続く二枚目は美佐子さん。
「ありのままよ。うちは、これなの。織り機と一緒に撮りたかったから。(美)」

三枚目はDenim NinjaことShunjiの一枚。
「田中さん撮り終えてのこの顔!笑 そこからの先生の構えね。俺はいつもツイストして物事見る癖あるからさ。うん、全体を見てるという言い方もある。(S)」










「工房おりをり、知ってます?一度コンタクト取りたいんだけど、どこに行けば良いかな。田中さん連絡取れますか?」アムステルダムより帰国中の大橋くん/Shunji a.k.a Denim Ninja(高校時代、よく店に来てた。)からの相談。工房代表の美佐子さんに電話すると、明日なら中野にいるよ。来る?いいわよ、11時ね。と話はまとまり彼に伝える。「で、田中さんは明日何してるの?休み、じゃ一緒行こうよ。」翌日、朝から電車に揺られ飯坂へ。彼の帰国目的は、地元福島でものづくりをする方とつながること。昨日は川俣のメリヤスへ行ったという。電車のなか資料を広げた彼の話を聞く。気付けば、花水坂。停車駅だ。いそいそと電車を降り、目的地へ。15分ほど歩き、あとどれくらいかとGoogle Mapを見れば5km。気温は30℃予報。嘘でしょ?互いに苦笑い。すると、目の前に車が停まる。「あなたたち、中野へいらっしゃるの?乗ってかれる?」電車内で向かいに座っていた女性だった。「目の前で資料広げてらしたでしょう。そのつもりはないけれど、話を聞けばどう考えても私の行き先と同じなのですもの。さぁお乗りになって。」隣の運転席で、美佐子さんが笑ってる。花水坂駅で女性と待ち合わせていた美佐子さん、駅に向かう途中、我々の姿を認めたがいまは迎えに行くのが先決。男二人だし、帰る道すがら拾ってくかと思ったそう。この道のりを歩こうってんだから、そのバカさ加減に車中4人で笑った。真綿を撚り、糸にする。経糸を織機に仕掛ける、シャトルを走らせる。電車でご一緒した女性は、この工房で機織りを習う方だった。途中、ハワイからの来客と昼食をともにしたり、「FUKUSHIMA BON DANCE」を踊ったり。手持無沙汰な我々に美佐子さん、「ちょっと、手が空いてるの?なら、藍を植えて!」なんと豊かな響きか。藍は愛だし、逢いだねと、またしても笑う。日は暮れ、青白く光る月の美しさよ。ものづくりの根を絶やさず地域に残す美佐子さんがいる、外国の地でMade in FUKUSHIMAを世に広めようとするDenim Ninjaがいる。照らす光同様に、その先行きは明るい。私は無謀にも台所を借り、昼食を作りに行ったのだが、こっちの道には明かりが必要なようだ。

saKae

James Mortimer – Regular Collar Shirt


James Mortimer
Regular Collar Shirt

made in Ireland
material : Irish Linen 100%
color : Pink
size : 38
price : 22000yen + tax


color : White
size : 38
price : 22000yen + tax



本日ご紹介するのは、アイルランドから誕生したシャツメイカーJames Mortimerより、『Irish Linen Regular Collar Shirt』を。創業は1894年、ツィードが有名なドネガル地方でうぶ声をあげました。英国王室御用達「TURNBULL & ASSER」や、「MARGARET HOWELL」のシャツを手掛けたこともあるほど。いまどき、普段使いとカフリンクス仕様ともに対応出来る稀有なものづくりをしています。そして、なんと言ってもこのシャツを引き立てるのは『Irish Linen』の存在。リネンと一口に言っても、その素材の良し悪しはピンキリ。程よいテンションをかけ織り上げられたリネン地特有のネップ、繊維の持つ輝き。リネンと言うと軽やかさばかりがもてはやされますが、この『Irish Linen』はしっかりと重量感がありつつ、袖通しをしたとき肌にまとわりつかないのが特徴。ちょうど、今日私が着ているのはCOMOLIのバンドカラーシャツ。COMOLIは、服の中で体が泳ぐような快適さがウリ。普段、彼のシャツを羽織ることが多いのですが、今日ご紹介した『James Mortimer』のシャツ/インポートものにも、その心地よさがあります。ジャストサイズがもたらす立ち姿の美しさ、ボトムに何を持ってくるかを考える愉しみ。ベーシックなものを着ることで、その人の内面から滲み出るものがあらわになるのです。その佇まいを美しくするため、わたしたち服屋があるのでしょう。細すぎないアームホール、第一ボタンを外したとき、しなやかにカーブを描く襟元。洗いをかけていくことで、まさに育つシャツ。それがJames Mortimerの一枚です。ぜひ、その肌触りを店頭にてお手に取ってご覧ください。皆さまのご来店をお待ちしております。

saKae

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UK ARMY SAS BELT 再入荷/ TUPI NEWS


SAS BELT
UK ARMY Deadstock

made in England
material : Steel / Nylon
color : Black
size : one size (110cm)
price : 3800yen + tax

SAS BELT / UK ARMY Deadstock再入荷しました。お探しだった方、ぜひこの機会に店頭にてご覧ください。皆さまのご来店をお待ちしております。

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オーナー自宅脇の木に取り付けたバードハウスを開封、シジュウカラたちの熱心な巣作りの成果を見る。苔や獣毛をひとつひとつ口でついばんで作る、ふわふわ天然のベッド。雛鳥たちが巣立ったあとは、バードハウスを開封し、つぎの営巣を待つべく綺麗に掃除。雛たちが巣立つまで、せっせと餌を捕まえては口移し、糞はハウス外へ運ぶ綺麗好きなシジュウカラ。今年もまたベッド見れたな、と思っていたら「ツピィーーーっ」と美しいさえずり。オリエントホテル跡地のバードハウスにシジュウカラの姿。いよいよ入居ですか?ご夫婦さん。



シジュウカラ夫婦が来た。幸先良い初夏のはじまりだなと思っていたら、サノスも来ました。1/1原寸大ガントレット付けた福島のサノス!ああ、店は愉し。

saKae

blurhms – Nylon Utility Shirt Jacket


blurhms
Nylon Utility Shirt Jacket

made in Japan
material : Nylon 100%
color : Black
size : 2 Thanks sold out , 3 Thanks sold out
price : 22000yen + tax




本日ご紹介するのは、blurhmsより届いた『Nylon Utility Shirt Jacket』を。『春の黒を重くさせず、いかに羽織りたくなるよう作るか』このことに真正面から取り組んだのがblurhms。肩はいせ込み、袖は前振り、合わせは拝みのスナップボタン仕様で仕上げた一枚。Du Pont社のテフロン加工を施した柔らかさのあるナイロンで、黒の印影が美しく際立つよう仕立てられました。洗いをかけることで、よりその人に馴染み、育つジャケットです。blogをアップ中に、店頭から完売となりました。挑戦し甲斐のある服、またこちらでご紹介したいと思います。お勧めしながら、完売御礼!どうかお許しを。

saKae

St.James – PIRIAC /DREAD RIDER


St.James
PIRIAC

made in France
material : Cotton 100%
size : T4 , T5
price : 6300yen + tax


color : Neige / Rose
size : T4 , T5


Neige / Irlande
size : T4 , T5


Neige / Grisclair
size : T4 , T5


Natural / Jean
size : T4 , T5


color : Marine / Rose
size : 6300yen + tax


color : Sapin
size : T4 , T5


color : Acier
size : T4 , T5


color : Petrole
size : T4 , T5


color : Navy
size : T4 , T5

本日ご紹介するのは、夏のカットソーの大定番St.JamesからPIRIAC(ピリアック/半袖バスクシャツ)を。しっかり肉厚な生地感で長く店頭にて愛されるSt.James。洗濯を繰り返し、着るその人の身体に馴染んでいく信頼のおける一枚です。中でもPIRIACは暑さ厳しくなるこれからの季節に、何枚あっても良いカットソーの代表選手。ボーダーと無地を色違いでお持ちの方も多いと思います。通常の半袖Tシャツより、すっきりと細身のシルエットが人気の由縁。そして、なんといっても肌に触れたときのなめらかさが一番の特徴でしょう。確かに、最初の一枚を無地にするかボーダー柄にするかは悩むところですね。新色も揃っています。ぜひ、店頭にて長年続く取り扱うSt.JamesのPIRIACをお手に取ってご覧ください。皆さまのご来店をお待ちしております。

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夕方、mailが届く。送り主は、Barのマスター。「うちで明日LIVEあるけど、来るか?」行かない手はない、二つ返事で即決。CD棚から95年リリースの一枚を携え、AS SOON ASへと向かう。階段を駆け上がりほどなく、180を優に超える長身アフロの男が脇をすり抜ける。高らかに手を掲げ、拍手をしながらその足は悠然とステージへと向かう。そう、THEATER BROOKの佐藤タイジだ。大学の後輩から聞き、その後もリリースの度に買っては聞いていたバンドのフロントマン、その姿が目の前にある。「まばたき」を生で聴けるときがくるとは。なんだかこれまでの20年が目に浮かび、泣けてきた。

『今日ここにいない人にも、俺の唄が届いていることを俺は知っている。311は世界を変える出来事だった。福島の人にも、俺にも。だから、もう一度世界を変えよう。自分たちから。信じたことは、実現する。他の誰もがやらないんだよ、やるのは自分だ。お前たち、みんなだ。福島もそうだろう。俺は前しか向かない。』演奏合間のMCに、また打ち震えた。チケット代と交換するには、代償がでか過ぎる。一対一のタイマン勝負。演るほうも観るほうも、真剣勝負の夜だった。途中、場が凍り付いたこともあったが、それがまたこの夜をさらに深くした。終演後、客とタイジさんの話が止まない。今夜19(土)は仙台、明日20(日)は山形の東北ツアーだ。タイミングあうならば、ぜひに。

佐藤タイジ「蘇える光りの人 北国編」
2018 5/18 AS SOON AS

saKae

COMOLI – ベタシャンミリタリージャケット


COMOLI
ベタシャンミリタリージャケット

made in Japan
material : Cotton 100%
color : Black
size : 1 Thanks sold out , 2 Hold
price : 36000yen + tax







本日ご紹介するのは、COMOLIより届いた『ベタシャンミリタリージャケット』を。ここ数年、コモリでほぼ定番化した素材ベタシャン。通常、シャンブレー素材は緯糸に生成り糸を使いますが、ベタシャンとは『経緯(たてよこ)糸ともに、色糸を使ったもの』を指します。それぞれ色糸を使うことにより、比べて色の深みが強く濃くあらわれるのだとか。ヴィンテージ市場でも、見つかると高値が付く黒ベタシャン。USMC(Us Marine Corpsアメリカ海兵隊)が着ていたへリンボーン生地をそれに乗せ換え、COMOLIならではのふくよかなシルエットに仕上げました。細やかなステッチワークで立体的にふっくらと立ち上がる襟の表情、機能的に取り付けられた二枚剥ぎの胸前身頃ポケットなど、洗いをかけた後の風合いも愉しめる一枚です。今日はバンドカラーシャツと組み合わせましたが、Tシャツの上に何気なく羽織るのにぴったりなミリタリージャケット。ぜひ、その軽やかな風合いを店頭にてご覧ください。皆さまのご来店をお待ちしております。

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SBTRACT – CREW NECK PK 5 L/S TEE SHIRTS 福島バードハウスプロジェクトTUPI


SBTRACT
CREW NECK PK 5 L/S SHIRTS

made in Japan
material : Cotton 100%
color : D.NAVY
size : 2 , 3
price : 6800yen + tax


color : WHITE
size : 2 , 3
price : 6800yen + tax


color : GREEN
size : 2 , 3
price : 6800yen + tax

本日ご紹介するのは、SBTRACT より『CREW NECK PK5 L/S TEE SHIRTS』を。カシミアに匹敵するほどのしっとりと柔らかい肌触りが自慢の5分丈カットソー。暑い寒いが交互にやってくるこの季節、使い勝手の良いのがこの手の一枚。身に着けるものが少なくなるこれからのシーズン、Tシャツ一枚の存在感が目にものを言います。ぜひ、そのしなやかな素材感をお手に取ってご覧ください。皆さまのご来店をお待ちしております。

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PICK-UP : 024-531-6355
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店前の通りは新緑深まり、けやきの木にも茂りが戻ってきました。昼休憩中、聞き慣れた声に階下を見おろせば、バードハウスになにやら気配が。つがいのシジュウカラです。営巣のために立ち寄ったのかしら。そうであったら、嬉しいニュース。おだやかに見守るばかりです。近くを通った際には、ぜひ耳を澄ませて、木々の上を見上げてください。『TUPU(ツピーーーーっ)』鳥たちのさえずりが聞こえてくるはずです。

saKae

-TUPIとは-

陽のひかりと緑眩しい木立を見上げれば、鳴り響く鳥のさえずり。
L字に広がる県庁通りと万世町通り、けやきの上に建ち並ぶのはバードハウス。
古材や廃材などを再利用して、作家に木工職人、彫刻家など全国から顔ぶれ豊かな作り手たちが、思い思いのバードハウスを届けます。足元には草花が潤い、木々の上には鳥たちの営巣が見える街。「ツピーーーーっ。」行き交う普段の通りで、鳥たちの唄声が聞こえれば、大人も子供もバードウォッチング。
私たちは「TUPI(ツピ)」と言います。市の鳥シジュウカラがパートナーや雛を呼ぶ声から名付けました。ようこそ。暮らす人が作る街、私たちの街、福島市へ。

福島バードハウスプロジェクト”TUPI”
http://tupi-fukushima.info/

Engineered Garments – WORKADAY Crossover Neck Pocket Tee / SCHUH BERTL SHOE HORN


Engineered Garments WORKADAY
Crossover Neck Pocket Tee

made in Canada
material : Cotton 100%
color : White , Olive
size : XS , S , M
price : 7500yen + tax



本日ご紹介するのは、Engineered Garmentsより届いた『Crossover Neck Pocket Tee』を。膨らみのあるアメリカンコットンをふんだんに使用したTシャツ。程よく開きのある首元は、EGディレクター鈴木さんの好みによるもの。その実を言えば、本人が首の詰まったTシャツが嫌いだから。スエットやカットソー作りは、生産地をCanadaに変えて仕上げる作り込みよう。今回はWhiteとOliveの2色をご用意しました。ぜひ、店頭に揃ったEngineered Garments/WORKADAYの『Crossover Neck Pocket Tee』を、お手に取ってご覧ください。皆さまのご来店をお待ちしております。


SCHUH BERTL
SHOE HORN

made in Germany
material : Cow Horn / Leather
color : one
size : one
price : Thanks sold out




blogで紹介する間もなく完売となったSCHUH BERTLの『SHOE HORN(靴べら)』。12~3年前にオーダーしたときは、入荷すらしなかったもの。今回、『4~5本くらいなら、確かドイツにストックありましたよ。』ディーラーの言葉通り、店頭に5本のみ入荷。残念ながら予約分にて完売しましたが、その美しさといったら筆舌にしがたく。陽の光を浴びて、美しくカーブを描く靴べら。職人の手仕事を体現したものが、それぞれの暮らしの先にあるだなんて!また、ご紹介出来る日を愉しみに。

saKae

BIRKENSTOCK – ARIZONA EVA / 清山飯坂芸術祭 SIAF2018


BIRKENSTOCK
ARIZONA EVA

made in Germany
material : EVA
color : Khaki
size : 39 , 40 , 41
price : 4500yen + tax


本日ご紹介するのは、BIRKENSTOCKより届いた『ARIZONA EVA』を。独特の軽量感から室内での部屋履きはもちろん、散歩程度なら難なく履けてしまうEVA素材の一足。贈り物としても気の利いたサンダルと言えます。ぜひ、店頭にてご覧ください。皆さまのご来店をお待ちしております。

PICK-UP : 024-531-6355
mail : pick82@opal.dti.ne.jp







昔、地元の子供会で必ず利用した飯坂温泉「旅館清山」で、芸術祭が開催中だ。(私の住む地区では、何故か清山スルー)スベリ台付き屋内プール完備!その響きに懐かしさを覚える方も多いという。私にとってここは、仲間たち皆で開催したF座Rの野営地(旅館だが、キャンプさながらの雑魚寝スタイル。もちろん布団は取り合いサバイバル)、地下バーでのピーターバラカン&ハナレグミ大合唱のDJ夜会に、友人のShall We Dance ? 結婚式場で、なおこサンがぶち上げるバーレスクの舞台。そう、本気で遊ぶ大人たちの社交場だった。

きのう金曜の夜、清之進さんが足運べない友人たちのため、ナイトツアーを敢行。オープニングは大広間の展示『Love Vie en Rose(バラ色の人生)』から。前日の雨降りのせいか、鼻を微かに刺す蒸れた匂いに大友良英作品のお出迎え。持ち主を失い、あてなく彷徨うレコードプレーヤー、それぞれの茶の間を賑わした家電たちのざわめき。かつて其処にあったもの。清山でやるからこその栄枯盛衰。続き、タイミング良く居合わせた岩根愛ご本人からの解説付き写真展示へ。fukushima bon danceに起因し、ハワイから譲り受けたという360 度カメラにて撮影した避難困難区域の姿であった。家主とともに記録された360度に、その場を離れがたい。キャッサバ(キャプションが素晴らしい!)、高橋彩水、赤間政昭、小池晶子、アサノコウタ(場の全員が唸った!)、鉾井喬など、馴染みのある地元アーティストはもちろん、作品をはじめて目にする顔ぶれもあった。福島ゆかりのアーティスト、平井有太、小林エリカの展示は必見だ。まさか、森美コレクションの大森克巳作品を見れるとは思わなかった。中村葵なんて、自然光でも拝みたい。無電源ラジオだってある。そして、藤井光、栗林隆、ウィット・ピムカンチャナポン、限られた時間のなか見切れないインスタレーションだけでも3つあった。目にしたものだけはしっかり受け止めよう、そう思える展示しかない。白眉は中崎透による『LIKE A ROLLING RICEBALL』。震災由来の展示が多いのは、いまの福島デフォルト。しかし、行き先知れない愛憎渦巻く旅館そのものへの確固たる存在愛、それを賛辞する彼の展示は圧巻だ。Last Chapterには、泣けてきた。「福島」という名を聞いたことがある人、そこに暮らす友人の顔が浮かんだあなたには、ぜひ訪れて頂きたい。暮らす我々は言わずもがな。『なんの因果か、ラジウム玉子』、土日は飯坂温泉「旅館清山」へ。口は塞がらず、出来るなら泊まりたい。ああ清山。

saKae